2011年12月15日
古民家で手打ち蕎麦体験: 余呉名物・池原そば道場
何かと気忙しい師走も、気付ばはや半ば。
そろそろ大掃除やお正月に向けた買い物等、年末の準備が気になる頃ですよね。
今年の年越し蕎麦は、どうしよう?
実はこの師走の初めの頃は、新蕎麦の季節でもあることをご存知でしたか?
今年は思い切っていっそ、自分で手打ちの新蕎麦を家族にふるまってみませんか?
そんな今年度最後のチャレンジに挑みたいあなたにぴったりな体験道場が、
実はこの湖北・琵琶湖の地には、あります。
今日は、余呉湖の更に北にある、そんな体験蕎麦道場をご紹介しますね。
< 池原そば道場 >
それが、きれいな水と自然にあふれた山裾の集落に位置する
こちら「池原そば道場」さん。
講師やスタッフはすべて地元の60歳以上のおじさん・おばさんという、
湖北の自然豊かな風景と地元の人たちの素朴でひたむきなおもてなしをもって
古き良き日本の昔を再現し、ちょとしたタイムスリップ気分な空間の中で
そば打ち体験を味わっていただこうという、そんな蕎麦道場さんです。
北陸自動車道・木之本インター前の交差点を北上、国道365号を道なりに直進し、
余呉湖への交差点や旧余呉町役場前を通過。
左手にこの「新堂池原」の地名の看板と
右手にトレードマークの大きな樽の「池原そば道場」の看板が見えてきたら、
左に折れて余呉川を渡って集落の中へと入っていって下さいね。
曲がり角には、木製の「新堂池原」の地名看板や
観光案内説明板、
地元が誇る戦国時代の忠臣、
毛受(めんじゅ)兄弟の墓を示す
石碑も建っていますので、
それも目印になるかもしれません。
集落の中を抜け山裾をうっすら登って行くように看板を頼りに車を進めていくと、
古民家を再生したという、こちらの蕎麦道場さんにたどり着きます。
清らかで豊富な水に、薫り高い新蕎麦への期待をくすぐられながら、
さあ、いざ蕎麦打ち体験の道場へ。
築100年は越えるというその古民家の内部は、
本当になんだかふいにタイムスリップでもしたような…
近畿の雪国・奥琵琶湖ならではのどこかなつかしい大きなストーブに、
昔ながらの土間の台所を思わせてくれる、流しと湯がき場。
江戸時代からの伝統的な「田の字」型の日本家屋の形式をそのままに見渡せる
ここが、蕎麦打ち体験の道場です。
高い天井に
大きな窓から入るまぶしい光が
冴え冴えとした冬の寒さを
目からも実感させてくれるのに、
なんだかほかほかと
あたたかな心地がするのは、
大きなストーブと
木のぬくもりを感じる
畳の間のおかげでしょうか
それともおもてなし下さるスタッフの方々のお心のせいでしょうか。
さあ、いよいよ蕎麦打ち体験の始まりです!
打った蕎麦を切るための特別な包丁に、
蕎麦打ちの材料となる水に打ち粉(蕎麦粉)、つなぎの強力粉、
そして地元池原で大切に無農薬栽培された、無添加の蕎麦粉。
こちらでは、先ず初心者の方にも比較的扱いやすく途中で切れにくい
いわゆる「二八蕎麦」という蕎麦粉とつなぎの粉との配合割合で、
蕎麦打ち体験を行っているそうです。
(もちろん、いわゆる10割蕎麦や黒いお蕎麦等の蕎麦打ち体験も可能
とのことなので、我こそはという方は事前にご相談してみて下さいね♪)
先ずは蕎麦粉をふるいにかけ、念のため粉の中に残っていた不純物を取り除き…
そこに強力粉を加えて、指先でよく混ぜ合わせます。
よく混ぜ合わさったら、いよいよ少しずつ水を入れています。
水分を含んで玉になった粉を揉み解して水分他の粉へと混ぜ合わすように
していくのが、コツ(?)なんだとか。
この水の量も、その日のお天気や湿度によって変わってくるとのことですが、
スタッフの先生がその適度な水分量を計ってくれますので、
蕎麦打ちが初めての初心者でも、安心♪
こんな風にポロポロの塊になってきたら、すり合わすようにして
混ぜていくといいそうですよ。
分かっていても、なかなか加減が難しいんですけどね…!(苦笑)
しかも水分との戦いなので、スピードが勝負!?
水分を全体になじませて、パンやクッキーの生地を作っていくように
どんどん練っていきます。
ここまできたら、水分の追加は直接生地にではなくこねる手の方へ。
よいしょ、よいしょ。なかなかの力仕事。
でものんびりしてるとせっかくの水分が蒸発しちゃうから、がんばれ、がんばれ!
う~ん、そろそろどうかな?
↑この生地の真ん中にある割れ目のような裂け目、これがあるうちは、
まだまだこね足りないのだそうです。
うんしょ、よいしょ、もうひと仕事。
ああ、新蕎麦の香りが、なんていい匂い!
こんな感じ↑でなめらかな生地になったら、はい出来上がり♪
このまま数分熟成させて、
その間に蕎麦を伸ばす板の上に打ち粉をまぶし、次の行程に進みます。
板の真ん中にタネとなった生地よりもひとまわり大きい円を指で描いて、
そこに生地をのせて…
手の平の腹で、円の大きさまで軽く押し広げていきます。
さあ、いよいよ伸ばし棒の出番ですよ!
先ずは、あまり力を入れすぎないよう気を付けながら、
手前から前へ伸ばし棒をころころころ…
今度は縦長の楕円になった生地を横にして、同じくころころころ…
こうやって、どんどんと生地を薄く大きく伸ばしていきます。
この時の注意点やコツは、どうぞ道場の先生に直接教えていただいて下さいね♪
う~ん、
我ながらきれいな生地肌!(笑)
伸ばしている途中で
生地が切れたりすることも
あるそうで、
そうならないためには
やはり
生地をよくこねておくことが
とても大事なのだそうです。
生まれて初めての蕎麦打ち体験でしたが、さっき力仕事を頑張って
一生懸命生地をこねこねした甲斐がありましたっ♪
ある程度薄く広く伸ばせたら、今度は棒に生地をくるくると巻きつけて…
なんて伸ばし方もあるのだそう。
板いっぱいにまで広がったら、さあ、完成間近です!
くっつかないように打ち粉をまぶして、折りたたんで…
おおっと、しまった、とうとう生地が破れてしまいました!(汗)
でもちゃんと先生がなおしてくれるから大丈夫♪(笑)
気を取り直し、生地を三つ折りにたたんで。
さあさ、いざ。
いよいよ、蕎麦を切っていきます…!
左手で軽く蕎麦生地をおさえる板は、蕎麦を切る時
包丁を置く場所の目安となる道具なので、あまり押さえつけないように注意しながら…
キャベツの千切りをする時のような要領とコツで、リズム良く、
とのことでしたが…
先生、やっぱり初心者にはとてもじゃないけど
キャベツの千切りの超スローモーション版にしかなりません…!(涙)
それでもなんとか少しずつ、切り進んでいきます。
切った蕎麦は、麺どうしの断面がくっついてしまわないように
軽く打ち粉をふるって、少しくねらせておくのだそうです。
これ↑が、生まれて初めて自分で打って切った、手打ち蕎麦…!
…少し麺の太さが不揃いなのは、ご愛嬌☆ってことで許して下さいねっ(苦笑)
打ったお蕎麦はお持ち帰り可能なので、自宅で湯がいて家族にふるまうこともできます。
これを年越し蕎麦にしちゃおうかな~♪ …なんて(笑)
もちろん、打ちたて切りたてのお蕎麦をその場で食べてみたい!
という方も、OK。(別料金、+500円になります。)
大きなお鍋と冷たい水が、湯がき場で打ちたてのお蕎麦を待ち受けてくれています。
大きなお鍋とたっぷりのお湯でお蕎麦を躍らせることが、
お蕎麦を湯がくときの重要ポイントなのだとか。
更にはこの時、お蕎麦の麺が千切れてしまうので、決してお箸等でかき混ぜては
いけないのだそうです。
湯がいたお蕎麦を取り上げ、さあっと氷水等の冷水でしめれば…
さあ、打ちたて切りたての、
ついさっき生まれて初めてこの自分の手で打ったお蕎麦が、いただけます…!
口に入れた瞬間の、食感というかコシの強さにびっくり!!
あ、やっぱり麺の太さがちょっと不揃いなのは、まあご愛嬌ってことで…(笑)
添えられた
地元の方手作りのおつけものも、
とても美味しくて。
白菜にきゅうりに、葉山椒。
どれも昔ながらの
土地の方々が作り続けてきた、
素朴な無添加の味。
箸休めのはずなのに、うっかりお箸が止まらなくなりそうです。
ざるも好いけど、やっぱり温かなお蕎麦もいただきたいなあ…
という方は、もちろんこちら↓をどうぞ。
打ちたて切りたて湯がきたてのお蕎麦を食べれるなんて、しかもそれが
ついさっき自分の手で打った、お蕎麦だなんて。
そう思うと、ますます美味しく感じちゃうのは、私だけでしょうか…?
あ、やっぱりちょっと麺の太さが不揃いなのは、ご愛嬌ってことで…(笑)
ちなみにこちらの蕎麦道場さんは
蕎麦打ち体験だけでなく、土・日・祝のみ、お食事のみのご来店も可能です。
この日も、岐阜県からいらしたというお蕎麦好きのご夫婦がご来店されていました。
あんまり美味しそうだったので、ご厚意でお食事途中の大根おろし蕎麦をパチリ☆(笑)
古民家の魔法は、一期一会のひととひとの出会いさえも、ふんわりとした
心優しく楽しいものにしてくれるかのようです。
そうそう、お土産には、お手製のお蕎麦に加えて
地元産の天然果物酢やソース、ジャムにジュース等もいかがでしょうか?
地元の農事組合法人の農産加工所さんが
地元産の果物等を使って手作りで趣向を凝らした加工を行っている商品だそうで、
非常に味が濃く、さわやかな風味を楽しめる品々です。
特にこのジャムと飲むお酢の味が、すっごく果物の味が濃くてまろやかで、
いかにも体に良さそうというか、体がよろこびそうなお味で…!
そういえば飲むお酢って、最近の健康ブームの定番のひとつですよね!
暑い夏なんかでしたら、蕎麦打ちの食後に↓こちらの手作りジェラートをさっぱりいただく、
なんていうのもいいかもしれませんし♪
…
どこか昔話の世界を思わせる、そんな懐かしい風景と自然と、
人々の暮らしの中で。
ふと。
蕎麦打ちというひとときの体験を通して出会う、人と時間。
水も自然も、人も。
車という文明の利器を受け入れる駐車場までが、なんとなくゆるやかに
共存しているような、そんな不思議な空間で。
すぐ近くには、紫陽花と霊験あらたかな馬頭観音さまで有名な全長寺さんも
その立派な金堂や境内を、ひっそりと里山の風景に溶け込ませ。
今夜はちょっと健康のため、
奥琵琶湖の清らかな自然に育まれた濃い果物味のお酢でも飲み干しましょうか。
初めて手打ちした年越しそばを、
家族にふるまう大みそかを心地よく夢想しながら…なんて♪
ちょっぴりそんなロマンを追いかけてみるひとときも、
日常の小さな素適かもしれませんよね…
(情報は2011年12月現在。詳しくはお問い合わせ下さい。)
**********************************
池原そば道場
■所在地 滋賀県長浜市余呉町池原1337-2
□TEL 0749-86-3727
■営業日時
お食事のみ 土・日・祝 AM10:00~PM3:00
そば打ち体験 平日 AM10:00~PM4:00 (3日前までに要予約)
土・日・祝 AM10:00~PM3:00 (予約制)
□アクセス 自家用車でお越しの場合
①北陸自動車道「木之本IC」を下車
②信号を直進、国道365号を道なりに直進
③直進約7Km。池原そば道場の看板が左手に見えたら左折。
④道なりに走っていくとそば道場があります。
■駐車場 あり。
■HP http://www.geocities.jp/hikoemon55/index.html
□地 図 地図はこちら
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そろそろ大掃除やお正月に向けた買い物等、年末の準備が気になる頃ですよね。
今年の年越し蕎麦は、どうしよう?
実はこの師走の初めの頃は、新蕎麦の季節でもあることをご存知でしたか?
今年は思い切っていっそ、自分で手打ちの新蕎麦を家族にふるまってみませんか?
そんな今年度最後のチャレンジに挑みたいあなたにぴったりな体験道場が、
実はこの湖北・琵琶湖の地には、あります。
今日は、余呉湖の更に北にある、そんな体験蕎麦道場をご紹介しますね。
< 池原そば道場 >
それが、きれいな水と自然にあふれた山裾の集落に位置する
こちら「池原そば道場」さん。
講師やスタッフはすべて地元の60歳以上のおじさん・おばさんという、
湖北の自然豊かな風景と地元の人たちの素朴でひたむきなおもてなしをもって
古き良き日本の昔を再現し、ちょとしたタイムスリップ気分な空間の中で
そば打ち体験を味わっていただこうという、そんな蕎麦道場さんです。
北陸自動車道・木之本インター前の交差点を北上、国道365号を道なりに直進し、
余呉湖への交差点や旧余呉町役場前を通過。
左手にこの「新堂池原」の地名の看板と
右手にトレードマークの大きな樽の「池原そば道場」の看板が見えてきたら、
左に折れて余呉川を渡って集落の中へと入っていって下さいね。
曲がり角には、木製の「新堂池原」の地名看板や
観光案内説明板、
地元が誇る戦国時代の忠臣、
毛受(めんじゅ)兄弟の墓を示す
石碑も建っていますので、
それも目印になるかもしれません。
集落の中を抜け山裾をうっすら登って行くように看板を頼りに車を進めていくと、
古民家を再生したという、こちらの蕎麦道場さんにたどり着きます。
清らかで豊富な水に、薫り高い新蕎麦への期待をくすぐられながら、
さあ、いざ蕎麦打ち体験の道場へ。
築100年は越えるというその古民家の内部は、
本当になんだかふいにタイムスリップでもしたような…
近畿の雪国・奥琵琶湖ならではのどこかなつかしい大きなストーブに、
昔ながらの土間の台所を思わせてくれる、流しと湯がき場。
江戸時代からの伝統的な「田の字」型の日本家屋の形式をそのままに見渡せる
ここが、蕎麦打ち体験の道場です。
高い天井に
大きな窓から入るまぶしい光が
冴え冴えとした冬の寒さを
目からも実感させてくれるのに、
なんだかほかほかと
あたたかな心地がするのは、
大きなストーブと
木のぬくもりを感じる
畳の間のおかげでしょうか
それともおもてなし下さるスタッフの方々のお心のせいでしょうか。
さあ、いよいよ蕎麦打ち体験の始まりです!
打った蕎麦を切るための特別な包丁に、
蕎麦打ちの材料となる水に打ち粉(蕎麦粉)、つなぎの強力粉、
そして地元池原で大切に無農薬栽培された、無添加の蕎麦粉。
こちらでは、先ず初心者の方にも比較的扱いやすく途中で切れにくい
いわゆる「二八蕎麦」という蕎麦粉とつなぎの粉との配合割合で、
蕎麦打ち体験を行っているそうです。
(もちろん、いわゆる10割蕎麦や黒いお蕎麦等の蕎麦打ち体験も可能
とのことなので、我こそはという方は事前にご相談してみて下さいね♪)
先ずは蕎麦粉をふるいにかけ、念のため粉の中に残っていた不純物を取り除き…
そこに強力粉を加えて、指先でよく混ぜ合わせます。
よく混ぜ合わさったら、いよいよ少しずつ水を入れています。
水分を含んで玉になった粉を揉み解して水分他の粉へと混ぜ合わすように
していくのが、コツ(?)なんだとか。
この水の量も、その日のお天気や湿度によって変わってくるとのことですが、
スタッフの先生がその適度な水分量を計ってくれますので、
蕎麦打ちが初めての初心者でも、安心♪
こんな風にポロポロの塊になってきたら、すり合わすようにして
混ぜていくといいそうですよ。
分かっていても、なかなか加減が難しいんですけどね…!(苦笑)
しかも水分との戦いなので、スピードが勝負!?
水分を全体になじませて、パンやクッキーの生地を作っていくように
どんどん練っていきます。
ここまできたら、水分の追加は直接生地にではなくこねる手の方へ。
よいしょ、よいしょ。なかなかの力仕事。
でものんびりしてるとせっかくの水分が蒸発しちゃうから、がんばれ、がんばれ!
う~ん、そろそろどうかな?
↑この生地の真ん中にある割れ目のような裂け目、これがあるうちは、
まだまだこね足りないのだそうです。
うんしょ、よいしょ、もうひと仕事。
ああ、新蕎麦の香りが、なんていい匂い!
こんな感じ↑でなめらかな生地になったら、はい出来上がり♪
このまま数分熟成させて、
その間に蕎麦を伸ばす板の上に打ち粉をまぶし、次の行程に進みます。
板の真ん中にタネとなった生地よりもひとまわり大きい円を指で描いて、
そこに生地をのせて…
手の平の腹で、円の大きさまで軽く押し広げていきます。
さあ、いよいよ伸ばし棒の出番ですよ!
先ずは、あまり力を入れすぎないよう気を付けながら、
手前から前へ伸ばし棒をころころころ…
今度は縦長の楕円になった生地を横にして、同じくころころころ…
こうやって、どんどんと生地を薄く大きく伸ばしていきます。
この時の注意点やコツは、どうぞ道場の先生に直接教えていただいて下さいね♪
う~ん、
我ながらきれいな生地肌!(笑)
伸ばしている途中で
生地が切れたりすることも
あるそうで、
そうならないためには
やはり
生地をよくこねておくことが
とても大事なのだそうです。
生まれて初めての蕎麦打ち体験でしたが、さっき力仕事を頑張って
一生懸命生地をこねこねした甲斐がありましたっ♪
ある程度薄く広く伸ばせたら、今度は棒に生地をくるくると巻きつけて…
なんて伸ばし方もあるのだそう。
板いっぱいにまで広がったら、さあ、完成間近です!
くっつかないように打ち粉をまぶして、折りたたんで…
おおっと、しまった、とうとう生地が破れてしまいました!(汗)
でもちゃんと先生がなおしてくれるから大丈夫♪(笑)
気を取り直し、生地を三つ折りにたたんで。
さあさ、いざ。
いよいよ、蕎麦を切っていきます…!
左手で軽く蕎麦生地をおさえる板は、蕎麦を切る時
包丁を置く場所の目安となる道具なので、あまり押さえつけないように注意しながら…
キャベツの千切りをする時のような要領とコツで、リズム良く、
とのことでしたが…
先生、やっぱり初心者にはとてもじゃないけど
キャベツの千切りの超スローモーション版にしかなりません…!(涙)
それでもなんとか少しずつ、切り進んでいきます。
切った蕎麦は、麺どうしの断面がくっついてしまわないように
軽く打ち粉をふるって、少しくねらせておくのだそうです。
これ↑が、生まれて初めて自分で打って切った、手打ち蕎麦…!
…少し麺の太さが不揃いなのは、ご愛嬌☆ってことで許して下さいねっ(苦笑)
打ったお蕎麦はお持ち帰り可能なので、自宅で湯がいて家族にふるまうこともできます。
これを年越し蕎麦にしちゃおうかな~♪ …なんて(笑)
もちろん、打ちたて切りたてのお蕎麦をその場で食べてみたい!
という方も、OK。(別料金、+500円になります。)
大きなお鍋と冷たい水が、湯がき場で打ちたてのお蕎麦を待ち受けてくれています。
大きなお鍋とたっぷりのお湯でお蕎麦を躍らせることが、
お蕎麦を湯がくときの重要ポイントなのだとか。
更にはこの時、お蕎麦の麺が千切れてしまうので、決してお箸等でかき混ぜては
いけないのだそうです。
湯がいたお蕎麦を取り上げ、さあっと氷水等の冷水でしめれば…
さあ、打ちたて切りたての、
ついさっき生まれて初めてこの自分の手で打ったお蕎麦が、いただけます…!
口に入れた瞬間の、食感というかコシの強さにびっくり!!
あ、やっぱり麺の太さがちょっと不揃いなのは、まあご愛嬌ってことで…(笑)
添えられた
地元の方手作りのおつけものも、
とても美味しくて。
白菜にきゅうりに、葉山椒。
どれも昔ながらの
土地の方々が作り続けてきた、
素朴な無添加の味。
箸休めのはずなのに、うっかりお箸が止まらなくなりそうです。
ざるも好いけど、やっぱり温かなお蕎麦もいただきたいなあ…
という方は、もちろんこちら↓をどうぞ。
打ちたて切りたて湯がきたてのお蕎麦を食べれるなんて、しかもそれが
ついさっき自分の手で打った、お蕎麦だなんて。
そう思うと、ますます美味しく感じちゃうのは、私だけでしょうか…?
あ、やっぱりちょっと麺の太さが不揃いなのは、ご愛嬌ってことで…(笑)
ちなみにこちらの蕎麦道場さんは
蕎麦打ち体験だけでなく、土・日・祝のみ、お食事のみのご来店も可能です。
この日も、岐阜県からいらしたというお蕎麦好きのご夫婦がご来店されていました。
あんまり美味しそうだったので、ご厚意でお食事途中の大根おろし蕎麦をパチリ☆(笑)
古民家の魔法は、一期一会のひととひとの出会いさえも、ふんわりとした
心優しく楽しいものにしてくれるかのようです。
そうそう、お土産には、お手製のお蕎麦に加えて
地元産の天然果物酢やソース、ジャムにジュース等もいかがでしょうか?
地元の農事組合法人の農産加工所さんが
地元産の果物等を使って手作りで趣向を凝らした加工を行っている商品だそうで、
非常に味が濃く、さわやかな風味を楽しめる品々です。
特にこのジャムと飲むお酢の味が、すっごく果物の味が濃くてまろやかで、
いかにも体に良さそうというか、体がよろこびそうなお味で…!
そういえば飲むお酢って、最近の健康ブームの定番のひとつですよね!
暑い夏なんかでしたら、蕎麦打ちの食後に↓こちらの手作りジェラートをさっぱりいただく、
なんていうのもいいかもしれませんし♪
…
どこか昔話の世界を思わせる、そんな懐かしい風景と自然と、
人々の暮らしの中で。
ふと。
蕎麦打ちというひとときの体験を通して出会う、人と時間。
水も自然も、人も。
車という文明の利器を受け入れる駐車場までが、なんとなくゆるやかに
共存しているような、そんな不思議な空間で。
すぐ近くには、紫陽花と霊験あらたかな馬頭観音さまで有名な全長寺さんも
その立派な金堂や境内を、ひっそりと里山の風景に溶け込ませ。
今夜はちょっと健康のため、
奥琵琶湖の清らかな自然に育まれた濃い果物味のお酢でも飲み干しましょうか。
初めて手打ちした年越しそばを、
家族にふるまう大みそかを心地よく夢想しながら…なんて♪
ちょっぴりそんなロマンを追いかけてみるひとときも、
日常の小さな素適かもしれませんよね…
(情報は2011年12月現在。詳しくはお問い合わせ下さい。)
**********************************
池原そば道場
■所在地 滋賀県長浜市余呉町池原1337-2
□TEL 0749-86-3727
■営業日時
お食事のみ 土・日・祝 AM10:00~PM3:00
そば打ち体験 平日 AM10:00~PM4:00 (3日前までに要予約)
土・日・祝 AM10:00~PM3:00 (予約制)
□アクセス 自家用車でお越しの場合
①北陸自動車道「木之本IC」を下車
②信号を直進、国道365号を道なりに直進
③直進約7Km。池原そば道場の看板が左手に見えたら左折。
④道なりに走っていくとそば道場があります。
■駐車場 あり。
■HP http://www.geocities.jp/hikoemon55/index.html
□地 図 地図はこちら
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Posted by しがまにあスタッフ at 20:00
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