2010年08月26日
ガラス・コレクションの黒壁美術館(黒壁10號館)と長浜浪漫パスポート
※ 黒壁美術館は、2013年7月21日をもって休館されました ※
処暑も過ぎ、八月も終わりに近付こうというのにまだまだ厳しい暑さが続いていますね。
皆さんはこの夏、どんな風にこの酷暑を乗り切るべく涼をとってますか?
プールやびわ湖の湖水泳場?それとも、つめた~いアイスクリームやカキ氷で?
はたまた風流に風鈴を吊るし、耳から涼を取ってみたり…?
この厳しい残暑を風鈴に負けず劣らず風流かつ涼やかに乗り越えるべく、今回は
歴史を感じる和の空間の中で目に涼しげなガラスの芸術品を愛でられる
湖北のおススメスポット「黒壁美術館」と、
この春に発売され、まだまだこの夏から秋・冬へと長期に渡って使用可能な
湖北観光にとってもお得なパスポート「浅井三姉妹手帖」を併せてご紹介しますね!
それが、長浜浪漫パスポート実行委員会から発売中の
「長浜浪漫パスポート2010 浅井三姉妹手帖」。
今を旬と盛り上がりを見せつつある戦国ブームに沸く湖北地域をお得に観光してまわれる、
浅井三姉妹ゆかりのスポットや戦国をテーマにした、パスポートです。
<浅井三姉妹手帖>
このパスポート所持者は、有効期間内であればいつでも
長浜市内湖北地域の13の観光施設から自由に5つを選んで入館することが出来ます。
対象の施設は、以下の13の観光施設。
浅井歴史民俗資料館・小谷城戦国歴史資料館・国友鉄砲の里資料館・長浜城歴史博物館・
五先賢の館・高月観音の里歴史民俗資料館・郷土資料館・曳山博物館・大通寺・
長浜鉄道スクエア・慶雲館・海洋堂フィギュアミュージアム・黒壁美術館
しかもこのパスポートの有効期間は今年の12月26日(日)までなので、
例えば極端な話、
あの資料館にはこの夏に行って、あそこの博物館には今度の秋の連休に行こう♪
…なんてことが出来るわけなんですね~!
更にこのパスポート掲載の湖北近隣43の協賛店舗で割引などが受けられたり、
季節ごとの観光巡回バスになんと無料で乗車が可能という、とても嬉しい特典もあります。
また去年も人気だった「戦国英雄カード」
のシリーズ・ヴァージョンⅡから、
浅井長政や織田信長等戦国武将の他、
江や茶々などの12種類のカードを
入館1施設ごとに1枚プレゼント。
戦国時代ファンにとってはちょっとした
コレクション・アイテムかも…?(笑)
販売金額は、1,000円 (通常入館料の最大合計は3,000円)
発売期間は、平成22年3月20日(土)から12月26日(日)まで
有効期間は、平成22年3月20日(土)から12月26日(日)まで
発売箇所は、長浜駅観光案内所・各対象観光施設・市内宿泊施設等です。
そして上の入館可能対象施設をよく見ていたければお気づきになると思うのですが、
なんと戦国時代関連の施設のみではなく、
黒壁エリア界隈の観光施設も、数多く対象となっているんですね~!
<黒壁美術館>
そんな「三姉妹手帖」で入館可能な黒壁界隈の観光施設のひとつが、
戦国の武将や姫君たちをも魅了したかも?というきらめきを見せる、
数々の美しいガラス作品たちの姿を楽しむことが出来る「黒壁美術館」です。
江戸時代末期建設の長浜の豪商・醤油商家の邸宅を利用した、
和風建築の機能美溢れる美術館で、日本伝来の生活の工夫溢れる重厚な空間の中
ガレやドームをはじめとするアンティークのガラス・コレクションや新進気鋭の最新の作家ものの
ガラス作品等を楽しむことができます。
入口で「三姉妹手帖」のチケットを切り取ってもらい、
いざ、和と洋と、過去と現在が交錯する、魅惑の空間へと歩を勧めてみましょう♪
明るい夏の陽射しが差し込む、
いかにもといった風情の玄関口。
ここで靴を脱いで、靴箱に入れます。
そのまままっすぐ
明るい陽射し降り注ぐ渡り廊下へと
進みたくなるのをぐっとこらえて、
右手のお座敷の方が、本館の入口です。
(渡り廊下の奥は、
企画展開催の別館(蔵)になります。)
そして迎えてくれるのは、ガラスだけでなく部屋も家具も照明も、すべてがアンティーク…
そんな感覚に酔いしれてしまう佇まいの、
和と洋が絶妙に織り交ぜられた、なんともいえない不思議な空間。
南ボヘミアのテーブルスタンドに、
ドームのランプ。
ガラス愛好家さんだけでなく
アールヌーヴォー好きのひとにも、
たまらない
お出迎えかもしれません♪
続きの間へとすすめば、
更に重厚なアンティーク風の展示棚の中、数々のガラス作品が並べられています。
そして、床の間。
思わず外の暑さを忘れさせられる程の、静寂と静謐の空間。
右側の鉢が、エミール・ガレのどんぐり紋鉢です。
南ボヘミアの花瓶に、
同じくガレの花器。
更に同じくガレの花瓶をはじめ、
南ボヘミアのアンティーク・ガラスが静かに並びます。
まるで映画のワンシーンのような風情の、文人が過ごす夏の一室のような。
凛、とした
日本家屋の涼やかな夏の一瞬が、ここに凝縮されています。
夏の強い陽射しが生み出す濃い影が、
スタンドの明かりと共にガラスの透明感をよりいっそう引き立たせているようです。
江戸時代末期の醤油製造卸売問屋として栄えた豪商河路家の邸宅を利用した
表家造りのこちらの美術館は、その独特の間取りに加え、
建物内の部屋の一部が約260年前の武家屋敷を移築してきたともいわれているそうで、
連子格子や華頭窓、違い棚等に、当時の風情や面影を感じることができるかもしれません。
そんな独特の
古き趣を残したたたずまいの中、
こちらの違い棚の横の
広い床の間に飾られていた胸像も、
ガラス作品だそうで。
なんとピカソの姿をあらわした
作品とのことでした。
因みに
↓こちらのお部屋の作品は、現代アートの作家もの。
黒壁美術館では、
アンティーク・ガラスやヨーロッパ・ドイツ語圏とその周辺(ウィーンやボヘミア、ドイツ・
オーストリア・チェコ等)で作られた作家や工房もの等のガラス作品のみでなく、
「思索の形象化をテーマにした現代ガラスの収集」にも、力を入れているそうです。
一階の展示部分を堪能した後は、
日本家屋の独特の家具である箱階段をのぼって、
二階展示室へ。
こちらでも、
なんとも和洋ロマン溢れる光と影の陰影礼賛の空間が、現出されていました。
見るからにアンティークとわかる品々が、ずらり。
夏の濃い影が落ちる日本家屋の中、
陽光にきらめくアンティーク・ガラスのコレクションの数々は、圧巻です。
まるで、きらめくジュエリーのよう。
格調高いロブマイヤー社の香水瓶に、エナメル彩のオーストリアン・グラスからは、
なんだか
まるでヨーロッパ王朝の香りが漂ってくるように思えてしまうのは、私だけでしょうか?
邸宅家屋を利用した本館常設展示は、季節によって不定期に展示替えをするそうですが。
このときは一階展示が
ボヘミアン・ガラスやガレをはじめとする
ヨーロッパ大陸中央部のアンティーク・
ガラスと、現代作家ものや
黒壁ブランドのガラス作品を。
二階展示が、イタリアン・ガラスや
オーストリアの
アンティーク・コレクションに、
現代作家ものを中心に
展示しているようでした。
↓のイタリア・ムラノの彩色ガラスのアンティーク・コレクションなどは、どうやって製作したのか
想像もつかないほどの煌びやかな造形ですよね!
ここでも、
夏の強い陽射しが生み出す光と影が、ガラス達を美しく際立たせます。
ベネチアン・グラスを思わせる↓色合いの可愛いグラスカップたちが、日本家屋の土壁の中を
小粋に演出してくれていました~♪
二階展示を堪能して
再び一階へと向かう本階段のランプシェードは、どこか和風モダンな薫り?
そして、いざ別館蔵部分の企画展へと。
途中の渡り廊下では、
その時の企画展の作品が
お出迎えしてくれるときも
あるそうです。
…エッフェル塔?
(たぶん違います。)
蔵の白壁と重厚な扉に、ちょっと緊張…?(笑)
なんと別館・蔵入口のお向かいには、水琴屈がありました…!
日本庭園のような中庭を背に、別館・蔵入口を入ると、
そこはガラス作品にとらわれない様々なアートの企画展スペースとなっています。
今夏、8月31日(火)まで開催されている企画展は、
「守屋誠太郎・守屋亜矢子兄妹二人展 〜それぞれの日常〜」。
妹さんが日本画を、お兄さんが立体造形をされているそうです。
9月4日(土)からは、
10月12日(火)まで
楢喜八絵画展「月のある風景」が
開催されるとのことでした。
本館の常設展と併せて、
商家の蔵という空間を存分に活用した、見ごたえのある企画展です。
ところでこちらの美術館では、入口すぐの受付横に
ガラスの街・黒壁ならではのミュージアム・ショップがとても充実しています!
さまざまな黒壁ガラスのおみやげ品が
きらきらと煌いて、ウキウキと気持ちを浮き立たせるように心をくすぐってくれますね♪
さあ、
あなたは、どんなこの夏の終わりの思い出の記念品を手に入れますか…?
…
そんなガラスたちのきらめきに、魅了されながら。
古式ゆかしい和座敷で堪能する、
和洋新旧の調和と対比に、きらめくアンティークと、目から堪能する日本の季節の涼感と。
戦国の昔から人々を魅了してやまないかもしれない(?)、
そんな湖北の歴史ある風情を、「浅井三姉妹手帖」片手にふらり訪ねてみるのも…
過ぎ行く夏を前に、ちょっといいかもしれません…?
(情報は2010年8月現在。詳しくはお問い合わせ下さい。)
*************************************
黒壁10號館 黒壁美術館
★住所 滋賀県長浜市元浜町11-23
★電話 0749-62-6364
★開館時間 10:00~17:00 (入館受付: ~16:30まで)
★休館日 12月26日~12月31日(他特別展・展示替等による臨時休館あり)
★入館料 常設展:大人 600円(20名以上の団体料金・500円) 小中学生 400円
特別展:展覧会によって観覧料が異なります。
★HP http://www.kurokabe.co.jp/museum/
★地図 地図はこちら
■名 称 長浜浪漫パスポート2010 浅井三姉妹手帖
□販売金額 1,000円 (通常入館料の最大合計は3,000円) ※料金設定は大人のみ
■発売期間 平成21年3月20日(祝)から12月23日(祝)まで
□有効期間 平成21年3月20日(祝)から12月23日(祝)まで
(注:慶雲館の入館は12月5日まで)
■発売箇所 長浜駅観光案内所、各対象観光施設、市内宿泊施設などで発売
□発 行 (社)長浜観光協会 長浜浪漫パスポート実行委員会
■住 所 長浜市高田町12-34
□電話 0749-62-4111
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処暑も過ぎ、八月も終わりに近付こうというのにまだまだ厳しい暑さが続いていますね。
皆さんはこの夏、どんな風にこの酷暑を乗り切るべく涼をとってますか?
プールやびわ湖の湖水泳場?それとも、つめた~いアイスクリームやカキ氷で?
はたまた風流に風鈴を吊るし、耳から涼を取ってみたり…?
この厳しい残暑を風鈴に負けず劣らず風流かつ涼やかに乗り越えるべく、今回は
歴史を感じる和の空間の中で目に涼しげなガラスの芸術品を愛でられる
湖北のおススメスポット「黒壁美術館」と、
この春に発売され、まだまだこの夏から秋・冬へと長期に渡って使用可能な
湖北観光にとってもお得なパスポート「浅井三姉妹手帖」を併せてご紹介しますね!
それが、長浜浪漫パスポート実行委員会から発売中の
「長浜浪漫パスポート2010 浅井三姉妹手帖」。
今を旬と盛り上がりを見せつつある戦国ブームに沸く湖北地域をお得に観光してまわれる、
浅井三姉妹ゆかりのスポットや戦国をテーマにした、パスポートです。
<浅井三姉妹手帖>
このパスポート所持者は、有効期間内であればいつでも
長浜市内湖北地域の13の観光施設から自由に5つを選んで入館することが出来ます。
対象の施設は、以下の13の観光施設。
浅井歴史民俗資料館・小谷城戦国歴史資料館・国友鉄砲の里資料館・長浜城歴史博物館・
五先賢の館・高月観音の里歴史民俗資料館・郷土資料館・曳山博物館・大通寺・
長浜鉄道スクエア・慶雲館・海洋堂フィギュアミュージアム・黒壁美術館
しかもこのパスポートの有効期間は今年の12月26日(日)までなので、
例えば極端な話、
あの資料館にはこの夏に行って、あそこの博物館には今度の秋の連休に行こう♪
…なんてことが出来るわけなんですね~!
更にこのパスポート掲載の湖北近隣43の協賛店舗で割引などが受けられたり、
季節ごとの観光巡回バスになんと無料で乗車が可能という、とても嬉しい特典もあります。
また去年も人気だった「戦国英雄カード」
のシリーズ・ヴァージョンⅡから、
浅井長政や織田信長等戦国武将の他、
江や茶々などの12種類のカードを
入館1施設ごとに1枚プレゼント。
戦国時代ファンにとってはちょっとした
コレクション・アイテムかも…?(笑)
販売金額は、1,000円 (通常入館料の最大合計は3,000円)
発売期間は、平成22年3月20日(土)から12月26日(日)まで
有効期間は、平成22年3月20日(土)から12月26日(日)まで
発売箇所は、長浜駅観光案内所・各対象観光施設・市内宿泊施設等です。
そして上の入館可能対象施設をよく見ていたければお気づきになると思うのですが、
なんと戦国時代関連の施設のみではなく、
黒壁エリア界隈の観光施設も、数多く対象となっているんですね~!
<黒壁美術館>
そんな「三姉妹手帖」で入館可能な黒壁界隈の観光施設のひとつが、
戦国の武将や姫君たちをも魅了したかも?というきらめきを見せる、
数々の美しいガラス作品たちの姿を楽しむことが出来る「黒壁美術館」です。
江戸時代末期建設の長浜の豪商・醤油商家の邸宅を利用した、
和風建築の機能美溢れる美術館で、日本伝来の生活の工夫溢れる重厚な空間の中
ガレやドームをはじめとするアンティークのガラス・コレクションや新進気鋭の最新の作家ものの
ガラス作品等を楽しむことができます。
入口で「三姉妹手帖」のチケットを切り取ってもらい、
いざ、和と洋と、過去と現在が交錯する、魅惑の空間へと歩を勧めてみましょう♪
明るい夏の陽射しが差し込む、
いかにもといった風情の玄関口。
ここで靴を脱いで、靴箱に入れます。
そのまままっすぐ
明るい陽射し降り注ぐ渡り廊下へと
進みたくなるのをぐっとこらえて、
右手のお座敷の方が、本館の入口です。
(渡り廊下の奥は、
企画展開催の別館(蔵)になります。)
そして迎えてくれるのは、ガラスだけでなく部屋も家具も照明も、すべてがアンティーク…
そんな感覚に酔いしれてしまう佇まいの、
和と洋が絶妙に織り交ぜられた、なんともいえない不思議な空間。
南ボヘミアのテーブルスタンドに、
ドームのランプ。
ガラス愛好家さんだけでなく
アールヌーヴォー好きのひとにも、
たまらない
お出迎えかもしれません♪
続きの間へとすすめば、
更に重厚なアンティーク風の展示棚の中、数々のガラス作品が並べられています。
そして、床の間。
思わず外の暑さを忘れさせられる程の、静寂と静謐の空間。
右側の鉢が、エミール・ガレのどんぐり紋鉢です。
南ボヘミアの花瓶に、
同じくガレの花器。
更に同じくガレの花瓶をはじめ、
南ボヘミアのアンティーク・ガラスが静かに並びます。
まるで映画のワンシーンのような風情の、文人が過ごす夏の一室のような。
凛、とした
日本家屋の涼やかな夏の一瞬が、ここに凝縮されています。
夏の強い陽射しが生み出す濃い影が、
スタンドの明かりと共にガラスの透明感をよりいっそう引き立たせているようです。
江戸時代末期の醤油製造卸売問屋として栄えた豪商河路家の邸宅を利用した
表家造りのこちらの美術館は、その独特の間取りに加え、
建物内の部屋の一部が約260年前の武家屋敷を移築してきたともいわれているそうで、
連子格子や華頭窓、違い棚等に、当時の風情や面影を感じることができるかもしれません。
そんな独特の
古き趣を残したたたずまいの中、
こちらの違い棚の横の
広い床の間に飾られていた胸像も、
ガラス作品だそうで。
なんとピカソの姿をあらわした
作品とのことでした。
因みに
↓こちらのお部屋の作品は、現代アートの作家もの。
黒壁美術館では、
アンティーク・ガラスやヨーロッパ・ドイツ語圏とその周辺(ウィーンやボヘミア、ドイツ・
オーストリア・チェコ等)で作られた作家や工房もの等のガラス作品のみでなく、
「思索の形象化をテーマにした現代ガラスの収集」にも、力を入れているそうです。
一階の展示部分を堪能した後は、
日本家屋の独特の家具である箱階段をのぼって、
二階展示室へ。
こちらでも、
なんとも和洋ロマン溢れる光と影の陰影礼賛の空間が、現出されていました。
見るからにアンティークとわかる品々が、ずらり。
夏の濃い影が落ちる日本家屋の中、
陽光にきらめくアンティーク・ガラスのコレクションの数々は、圧巻です。
まるで、きらめくジュエリーのよう。
格調高いロブマイヤー社の香水瓶に、エナメル彩のオーストリアン・グラスからは、
なんだか
まるでヨーロッパ王朝の香りが漂ってくるように思えてしまうのは、私だけでしょうか?
邸宅家屋を利用した本館常設展示は、季節によって不定期に展示替えをするそうですが。
このときは一階展示が
ボヘミアン・ガラスやガレをはじめとする
ヨーロッパ大陸中央部のアンティーク・
ガラスと、現代作家ものや
黒壁ブランドのガラス作品を。
二階展示が、イタリアン・ガラスや
オーストリアの
アンティーク・コレクションに、
現代作家ものを中心に
展示しているようでした。
↓のイタリア・ムラノの彩色ガラスのアンティーク・コレクションなどは、どうやって製作したのか
想像もつかないほどの煌びやかな造形ですよね!
ここでも、
夏の強い陽射しが生み出す光と影が、ガラス達を美しく際立たせます。
ベネチアン・グラスを思わせる↓色合いの可愛いグラスカップたちが、日本家屋の土壁の中を
小粋に演出してくれていました~♪
二階展示を堪能して
再び一階へと向かう本階段のランプシェードは、どこか和風モダンな薫り?
そして、いざ別館蔵部分の企画展へと。
途中の渡り廊下では、
その時の企画展の作品が
お出迎えしてくれるときも
あるそうです。
…エッフェル塔?
(たぶん違います。)
蔵の白壁と重厚な扉に、ちょっと緊張…?(笑)
なんと別館・蔵入口のお向かいには、水琴屈がありました…!
日本庭園のような中庭を背に、別館・蔵入口を入ると、
そこはガラス作品にとらわれない様々なアートの企画展スペースとなっています。
今夏、8月31日(火)まで開催されている企画展は、
「守屋誠太郎・守屋亜矢子兄妹二人展 〜それぞれの日常〜」。
妹さんが日本画を、お兄さんが立体造形をされているそうです。
9月4日(土)からは、
10月12日(火)まで
楢喜八絵画展「月のある風景」が
開催されるとのことでした。
本館の常設展と併せて、
商家の蔵という空間を存分に活用した、見ごたえのある企画展です。
ところでこちらの美術館では、入口すぐの受付横に
ガラスの街・黒壁ならではのミュージアム・ショップがとても充実しています!
さまざまな黒壁ガラスのおみやげ品が
きらきらと煌いて、ウキウキと気持ちを浮き立たせるように心をくすぐってくれますね♪
さあ、
あなたは、どんなこの夏の終わりの思い出の記念品を手に入れますか…?
…
そんなガラスたちのきらめきに、魅了されながら。
古式ゆかしい和座敷で堪能する、
和洋新旧の調和と対比に、きらめくアンティークと、目から堪能する日本の季節の涼感と。
戦国の昔から人々を魅了してやまないかもしれない(?)、
そんな湖北の歴史ある風情を、「浅井三姉妹手帖」片手にふらり訪ねてみるのも…
過ぎ行く夏を前に、ちょっといいかもしれません…?
(情報は2010年8月現在。詳しくはお問い合わせ下さい。)
*************************************
黒壁10號館 黒壁美術館
★住所 滋賀県長浜市元浜町11-23
★電話 0749-62-6364
★開館時間 10:00~17:00 (入館受付: ~16:30まで)
★休館日 12月26日~12月31日(他特別展・展示替等による臨時休館あり)
★入館料 常設展:大人 600円(20名以上の団体料金・500円) 小中学生 400円
特別展:展覧会によって観覧料が異なります。
★HP http://www.kurokabe.co.jp/museum/
★地図 地図はこちら
■名 称 長浜浪漫パスポート2010 浅井三姉妹手帖
□販売金額 1,000円 (通常入館料の最大合計は3,000円) ※料金設定は大人のみ
■発売期間 平成21年3月20日(祝)から12月23日(祝)まで
□有効期間 平成21年3月20日(祝)から12月23日(祝)まで
(注:慶雲館の入館は12月5日まで)
■発売箇所 長浜駅観光案内所、各対象観光施設、市内宿泊施設などで発売
□発 行 (社)長浜観光協会 長浜浪漫パスポート実行委員会
■住 所 長浜市高田町12-34
□電話 0749-62-4111
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Posted by しがまにあスタッフ at 20:00
│長浜