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しがまにあ

2008年07月03日

藤樹の里 あどがわ 扇子作り体験

夏休みに入れば、湖に、山にと車で出かけることも多くなりますよね。
そんなとき便利なのが「道の駅」。しがまにあでは以前にも特集でご紹介していますが
道の駅のなかには、気軽に地元カルチャーを体験できるところがあるのをご存知でしたか?

藤樹の里 あどがわ 扇子作り体験

今回おすすめするのは「道の駅 藤樹の里あどがわ」。
安曇川といえば現在、近江聖人として知られる江戸初期の陽明学者
中江藤樹の生誕400年祭で盛り上がっているまち。
話題の特産品「アドベリー」はいままさに収穫期を迎えています。

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駅前は中江藤樹の幼名にちなんで「よえもん通り」と名付けられ、藤が植えられています。

安曇川地域の地場産業は「扇骨」、つまり扇子の骨の部分で歴史は300年前にまで遡るとか。
安曇川の氾濫を防ぐため、土堤に真竹を植えたところ、この竹を採って
作りはじめたのが高島扇骨。現在、全国生産の約90 %を占めています。

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扇子はまちのシンボル。扇骨を干すようすもまちのあちらこちらで見られます。

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道の駅の天窓部分にも「扇」のモチーフが。

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中江藤樹の銅像や顔出し看板も。


特産品売り場などが並ぶ館内を奥へ進むと、ありました「扇子ギャラリー」。
ここで扇子の絵付け体験ができます。

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7月26日(土)・27日(日)には扇子まつりも開かれ
職人さんたちの力作が展示即売される予定。


藤樹の里 あどがわ 扇子作り体験

ミニタイプの飾り扇子「Aコース」は950円。
飾り扇子「Bコース」は1600円。
実用扇子に絵をつける「Cコース」は1850円。


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いずれも制作時間は60分から90分。小学生をはじめ小さな子供たちにも人気。
受付時間は10:00~15:00で水曜日は休館です(祝日の場合は翌日休)。
少人数はもちろん60人まで一度に体験でき、県の扇子工業組合会員が指導してくれます。

それではいざ、体験!

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絵付けに使うのはアクリル絵の具や色鉛筆、墨汁など。何も用意していく必要はありません。

藤樹の里 あどがわ 扇子作り体験どんな絵を描こうか迷ったら
いろんな下絵が用意されているので
それを写し取ってもOK.

もちろん自筆で描く人もあり、
墨で文字を書き込む人あり。
描きたい図柄の下絵を
持参するのもいいかもしれません。








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まずは扇子に貼る紙を文鎮で伸ばし、凹凸をなだらかにします。
下絵を写し取る場合は、紙の上にチャコペーパーを載せ
さらにその上に下絵を載せてズレないように文鎮で押さえます。


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下絵の上を鉄筆でなぞり、扇子紙に絵を転写します。


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写し取れたら、絵付けへ。今回はアクリル絵の具を使ってみました。
背景などベースになる部分から塗っていくのがコツ。
最初は薄く塗り、乾いたらまた色を重ねていくという方法でどんどん濃く。
色絵の具が乾いたら、絵の輪郭を縁取ります。


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背景が寂しいな、と思ったら便利なのが、この道具。
スティックの先にスポンジが付いていて、絵の具をポンポンと押していきます。
これがなかなか楽しい! 子供たちにも人気の塗り方なんだそう。
バランスを見ながら塗り重ねていき、完成!

藤樹の里 あどがわ 扇子作り体験自分で書いた扇子紙を
職人さんが扇骨に貼って、
後日郵送してくれます。

仕上がりは2週間がめど。
体験料には送料も含まれています。
世界で一つだけの扇子、
届くのが待ち遠しいですね。








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教室にはいろんな作品が飾られていました。
アニメのキャラクターを描いたのは小さなお子さんでしょうか?
大胆な筆文字やアドベリー模様なんかもあり、
工夫次第で楽しいものが作れそう。


教室横の畳コーナーでは週末の土日、職人さんによる伝統工法の実演も。
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ギャラリーでは高島扇骨の歴史がわかるパネル展示やビデオ上映も行われ
扇作りの道具や、さまざまな作品も展示されています。
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また、道の駅といえば特産品売り場。「高島みちくさ市場」はいつも人でにぎわっています。
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扇子はもちろん、アドベリーを使ったお菓子や調味料などバラエティー豊か。
とれたての地場野菜も安くって新鮮です。
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いまの季節だけ味わえるアドベリーの生果実もありました。
プリッとした食感と口に広がる甘酸っぱさがたまりません。
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また、腹ごしらえをするならぜひ館内にある「西近江路お食事処うおさい」へ。
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おすすめは西近江の味が満喫できる「湖魚を使った松花堂弁当」1200円。
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ニジマスのお刺身に、函館山で採れた香り高い地蕎麦を使った「蕎麦巻き」。


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滋賀の郷土料理・小鮎の佃煮や海老豆のほか、地場野菜の天ぷら、
地玉子を使った出し巻きは、コクがあってうま味抜群。


藤樹の里 あどがわ 扇子作り体験もちろん締めは
「アドベリージュース」。
1杯400円。














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ほかにも気軽な雰囲気のフードコートもあり、アドベリーソフトも食べられます。
情報休憩室や子供が遊べる広場もあり、利用方法はさまざま。



ドライブの足で立ち寄るだけでなく、道の駅を利用して
地元の伝統や味にぜひ触れてみてください。

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■扇子絵付け体験
 受付:10:00~15:00 水曜休館
 所要時間:60分~90分
 料金:ミニタイプ飾り扇子「Aコース」950円
     飾り扇子「Bコース」1600円
     実用扇子「Cコース」1850円
     ※いずれも送料込み。

■藤樹の里あどがわ 扇子まつり
 7月26日(土)・27日(日)

■中江藤樹生誕400年祭
 会期:平成20年3月7日(金)~9月28日(日)
 安曇川町各所でフォーラムや巡回展示など開催






※情報は2008年7月現在。詳しくは直接お問い合わせください。


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道の駅 藤樹の里あどがわ
★住所  高島市安曇川町青柳1162-1
★電話  0740-32-8460
★開館  9:00~18:00
      ◇扇子絵付け体験 10:00~15:00受付
      ◇特産品売場・情報休憩室 9:00~18:00
       ※学校夏休み期間中は19:00まで
      ◇レストラン 10:00~21:00(ラストオーダー20:00)
      ◇コンビニ・トイレ 24時間・年中無休
★休館  水曜 ※祝日の場合は翌日
★HP   http://www.jungle.or.jp/ankan/
★地図  地図はこちら



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Posted by しがまにあスタッフ at 20:00 │高島

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