日本そばの発祥は
伊吹の地であるという話を皆さんご存知でしょうか?
この伊吹の地で育ったそばを用い、様々な製品を製造・販売されているのが、
道の駅・伊吹の里の隣にある、
伊吹野。
こちらの伊吹野では、
そばうちを体験させて頂けます。
新そばの時期も過ぎ、もうすぐ年越し。そばが一番美味しい時期です。
おそばの打ち方って、たま~にどこかのお店のガラス越しに実演を見る程度の知識しかない初雫。
今回はそばを
食べるだけでなく、
作る楽しみも味わってみようと、私、初雫が友人を誘って、体験しに伺いました。
この日はとても寒い日。。。
伊吹山は裾野の方まで真っ白で、周辺の山も薄っすらと雪景色でした。
そばうちは一週間前までに、電話等で予約。
予約は私たちだけで、マンツーマンでご指導を受けました。
テーブルの上には、材料が用意されています。
挽きたてのそば粉、小麦粉(強力粉)、水。
水の分量が難しいのだとか。
柔らかすぎるとぼろぼろになりまとまらず、少ないと硬くなり。
まずは手洗い。
そして、
そば粉、小麦粉を入れ、3人でせっせと混ぜ合わせます。
そこに
水を投入。半分入れてしばらく混ぜ、また半分水を入れてしばらく混ぜ。。。
子供の頃の砂遊びの気分
手に、粉がべっとりです。
混ぜていると、段々とまとまってきます。
と共に、そばの香ばしい香りが立ってきます
手でまとめて、手伝って頂き、一つの塊に。
少しずつ、そばに近づいている気がします。
これを手の側面を使って、こねていきます。
職人さんがされると、きれいな
梅の花のよう。
私たちがすると、徐々に崩れていきます
最後は、全くしわのない、綺麗なボール状になりました。
いえ、していただきました
これを押しつぶして平べったく伸ばしていきます。
打ち粉を振って、いよいよ
麺棒登場。
ぐんぐん伸ばして、巻いて伸ばして、向きを換え、また伸ばして。
板の上いっぱいになるまで伸ばしていきます。
これを1/3の大きさになるよう畳み、さらに半分に畳み。
とっても薄くなっているので、破らないよう慎重です。。。
さぁ、最後です
左手に
板、右手に
包丁。
これが左手に力が入りすぎて、そばを潰しそうになったり、妙に太いのになってしまったり、
ちぎれてしまったり。。。
でも、出来ました
人数が多い時は、この場で頂くのですが、今日は私たちだけ。
ボールに入れて頂いた、そばを施設内のお店に持っていって、茹でていただきます。
きちんとお皿に入れて持ってきて頂いたのは、こんなにたんまりのおそば。
5人前を3人で分けているので当然。
おそばをおなかいっぱい一度に食べたのは、初めてです。
自分たちで打ったおそば、大満足。
多少、太さの違いがあっても、全く気になりません。
友人、家族で、わいわいと、楽しく打てるのがいいですね
そばうち体験のそばは、店内で食べる他に、持ち帰りもできます。
賞味期限は
当日中。
習ったそばうちを是非自宅でも、と言われる方は、売店で
そば粉を購入することができます。
本格的に道具を揃えなくても、ボールと大き目のベニヤ板で十分代用できるそうです。
麺棒は、お菓子用ではちょっと短いようです。。。
伊吹野の売店には、そばを使った商品、地元で作られた商品や手作り品が多数。
以前伺った
喫茶麻心のある集落、甲津原で作られた
まごころ漬も販売されていました。
しがまにあ ウマしが日記 喫茶・麻心
お店は、これからとっても忙しい時期。
大晦日の
年越しそばは、予約が必要なほど大人気なんだそうです。
12月に入り、何かと慌しい時期ではありますが、今年の年越しは自分で打った手打ちそばで
というのはいかがでしょうか?
■
そばうち体験
日時:平日、10:30~12:00、13:30~15:00の二回
(2007年は20日まで、2008年は1月7日頃から開始です)
料金:1テーブル(1~4人)・約5人前
店内で頂く場合…5000円(ざるそばにして頂けます)
持ち帰る場合…4000円(パックに入れて頂けます)
※1週間前までに要予約。
(場合によっては、3日ほど前でも対応可能)
※情報は2007年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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伊吹野
★住所 米原市伊吹516
★電話 0749-58-1712
★時間 11:00~18:00
★HP
http://www.ibukisoba.co.jp/
★地図
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