日差しは暖かいのに、ちらちら小雪が舞う日
が続きます。
スタッフのふみさーです。
今回は、ひと足早い春を求めて
、「彦根城」の梅を見に行ってきました。
あいかわらずのひこにゃんブームにわく彦根。
梅はまだ咲きはじめ、といったところなのですが
来週3月19日から5月5日までは「ご城下にぎわい市」も開催され
3月下旬に見頃をむかえる梅に続いて、桜の美しさは県内随一。
満開のころの梅林のようす
(写真提供:びわこビジターズビューロー)
そして桜は4月上旬が見ごろになりそう。
(写真提供:びたこビジターズビューロー)
彦根城桜まつりは4月1日~20日の予定です。
さて、この日は天気もよかったので、駅前で自転車を借りて
ゆっくり出かけてみました。
いろは松に、佐和口多門櫓が見えてくると、あ~彦根に来たな~と感じます。
お城の梅林は、多門櫓をくぐり、表門を過ぎてお堀沿いに大手門から入ったところ。
表門から入って博物館を見学し、ぐるっと場内をまわって梅林へ行くのもおすすめです。
いまのの時季はまだ、大手門から入る人は意外と少なくて、結構ひっそりしてます。
お堀沿いの桜は、まだまだ堅いつぼみでした。
場内へは大人600円、小中学生200円(玄宮園入園付き)。
彦根城博物館のチケット付きなら大人1000円、小中学生350円。
訪れたのは3月5日で、まだ白梅がちらちら咲き始めたころ。
紅梅はまだつぼみでした。そろそろ咲いてるころでしょうか。
近くまで寄ってみると、甘いいい香り。
広々とした梅林に植えられている梅は約400本。
1950年、彦根城が新日本観光地百選に選ばれたことを記念して
白梅や紅梅が植えられました。
もとは江戸時代、幕府から預かった備蓄用のコメを
保管する
米蔵がずらりと並んでいた場所だったのだとか。
堀の水運を使って、琵琶湖からたくさんのコメが運び込まれたそうで、
船着き場も残っています。
いまはお城のまわりに道路が出来、家が立ち並んだので
琵琶湖から遠いような気がしますが、もとは彦根城は
湖の水運を巧みに利用したお城。
そのころの様子は天守のなかに飾られた絵図に見ることができます。
ぜひご覧になって、在りし日のご城下の姿に
想いを馳せてみてください。
国宝の天守へも行ってみましょう。
運動不足には辛い坂道を上がると、見えてくるのは天秤櫓。
太鼓門櫓を過ぎると天守です。
天守前には水戸市から送られた梅が咲いていました。
天守から一望できる琵琶湖。そして伊吹山はまだまだ雪化粧です。
春の訪れを楽しみに、ぜひゆっくり出かけてみてください。
※情報は2011年3月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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彦根城 米蔵跡梅林
★住所 彦根市金亀町
★問い合わせ
彦根観光協会 0749‐23‐0001
彦根市観光案内所 0749‐22‐2954
★時間 8:30~17:00
★HP http://www.hikoneshi.com/event/?itemid=710
★地図 地図はこちら