滋賀県立 水環境科学館

しがまにあスタッフ

2008年07月31日 20:00

毎日、暑い日が続きますね。
今回は、涼しさを求めて草津にある「滋賀県立 水環境科学館」(みずかん)を訪ねました。



「滋賀県立 水環境科学館」は、矢橋帰帆島にあります。




門をくぐると建物が見えます。この建物は、上空から見ると八角形をしており、「浮御堂」をイメージして
作られたということです。また、池にあるモニュメントは、矢橋の帰帆の港の常夜灯をイメージしている
そうです。

館内に入ると大きな噴水が迎えてくれます。



 
この大きな噴水の名前は、 「花の塔(セラミック・ファンタジー)」 
平成2年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」に滋賀県と信楽町が共同出展していたというもの。
側面の「陶花」は信楽焼で作られていて、なんと約2万枚しきつめられているとか。
午前10時から午後4時30分まで30分間隔で運転しています。 運転時にはたくさんの人がエントランスに
集まって来られます。


みずかんは、小学4年生を対象に作られた施設。
館内には、水・環境・下水道などをテーマにした3つのエントランスがあります。
まずは、展示室1「水と環境ゾーン」へ向かいます。


山から琵琶湖に流れ込むまでの水の流れを体験できます。
洞窟をくぐると、きれいな川からは蛙の声が、汚れた川からは虫の飛ぶ音が聞こえたりします。
まるで本当に水の中にいるみたいな気分になります。
中で頭を打たないように気をつけて。

パネルをめくったり、回転させてみると、川や水のことがよくわかりますよ。



ターゲットスコープで映像を観ることもできます。

展示室2は、下水道について。

こちらの映像では、下水が浄化センターで処理され、きれいな水になるしくみが
約6分間で紹介されています。スラグも置かれています。


このエリアでは、下水道普及状況が地図やグラフや模型で紹介されています。県内の下水道普及状況も
わかります。右は、滋賀県の下水道に使われている下水道管の原寸カット模型です。


そしてなんとここには、県内の市や町のマンホールが展示されています。
このマンホールが目当てで来られる方もおられるそう。
町によって、デザインが違うのが面白いですね。その町の名産や特徴などが描かれているマンホール。
普段は見落としがちですが町の顔と言えるのかも。ここで自分の町のマンホールを探してみては
いかがでしょうか?





こちらのブースでは、琵琶湖や環境保全、下水道などのクイズが楽しめます。
どれぐらい知っているかな? 水の博士になれるかも!?



展示室3は「水のプレイランド」 。
水を使ったオブジェや遊具で遊んだり、体験しながら水を学ぶことができます。





こちらは、水のオブジェ。
左は「アルキメデスのポンプ」 。
レバーをまわすとスクリューポンプで水をくみ上げられます。
すると、水車が登ったり、鉄琴が演奏されます。

右は 「ベルヌーイの噴水」
レバーを動かしてみると、噴水が出てボールがあがります


※情報は2008年7月現在。詳しくは直接お問い合わせください。

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滋賀県立 水環境科学館
★住所 草津市矢橋町字帰帆島2108番地
★電話 077-567-2488
★営業 9:00~17:00
★定休 月曜日(祝日の場合、及び7月21日から8月31日までの月曜日は除く)、
      祝日の翌日(土・日曜日の場合を除く)、12月28日~1月3日
★入館料 無料
★HP  http://mizukan.jp/index.html
★地図 地図はこちら

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