夏休みに入れば、湖に、山にと車で出かけることも多くなりますよね。
そんなとき便利なのが
「道の駅」。しがまにあでは以前にも特集でご紹介していますが
道の駅のなかには、気軽に
地元カルチャーを体験できるところがあるのをご存知でしたか?
今回おすすめするのは
「道の駅 藤樹の里あどがわ」。
安曇川といえば現在、近江聖人として知られる江戸初期の陽明学者
中江藤樹の生誕400年祭で盛り上がっているまち。
話題の特産品
「アドベリー」はいままさに収穫期を迎えています。
駅前は中江藤樹の幼名にちなんで「よえもん通り」と名付けられ、藤が植えられています。
安曇川地域の地場産業は「扇骨」、つまり扇子の骨の部分で歴史は300年前にまで遡るとか。
安曇川の氾濫を防ぐため、土堤に真竹を植えたところ、この竹を採って
作りはじめたのが高島扇骨。現在、
全国生産の約90 %を占めています。
扇子はまちのシンボル。扇骨を干すようすもまちのあちらこちらで見られます。
道の駅の天窓部分にも「扇」のモチーフが。
中江藤樹の銅像や顔出し看板も。
特産品売り場などが並ぶ館内を奥へ進むと、ありました「扇子ギャラリー」。
ここで扇子の絵付け体験ができます。
7月26日(土)・27日(日)には扇子まつりも開かれ
職人さんたちの力作が展示即売される予定。
ミニタイプの飾り扇子「Aコース」は950円。
飾り扇子「Bコース」は1600円。
実用扇子に絵をつける「Cコース」は1850円。
いずれも制作時間は
60分から90分。小学生をはじめ小さな子供たちにも人気。
受付時間は10:00~15:00で水曜日は休館です(祝日の場合は翌日休)。
少人数はもちろん60人まで一度に体験でき、県の扇子工業組合会員が指導してくれます。
それではいざ、体験!
絵付けに使うのはアクリル絵の具や色鉛筆、墨汁など。何も用意していく必要はありません。
どんな絵を描こうか迷ったら
いろんな下絵が用意されているので
それを写し取ってもOK.
もちろん自筆で描く人もあり、
墨で文字を書き込む人あり。
描きたい図柄の下絵を
持参するのもいいかもしれません。
まずは扇子に貼る紙を文鎮で伸ばし、凹凸をなだらかにします。
下絵を写し取る場合は、紙の上にチャコペーパーを載せ
さらにその上に下絵を載せてズレないように文鎮で押さえます。
下絵の上を鉄筆でなぞり、扇子紙に絵を転写します。
写し取れたら、絵付けへ。今回はアクリル絵の具を使ってみました。
背景などベースになる部分から塗っていくのがコツ。
最初は薄く塗り、乾いたらまた色を重ねていくという方法でどんどん濃く。
色絵の具が乾いたら、絵の輪郭を縁取ります。
背景が寂しいな、と思ったら便利なのが、この道具。
スティックの先にスポンジが付いていて、絵の具をポンポンと押していきます。
これがなかなか楽しい! 子供たちにも人気の塗り方なんだそう。
バランスを見ながら塗り重ねていき、
完成!
自分で書いた扇子紙を
職人さんが扇骨に貼って、
後日郵送してくれます。
仕上がりは2週間がめど。
体験料には送料も含まれています。
世界で一つだけの扇子、
届くのが待ち遠しいですね。
教室にはいろんな作品が飾られていました。
アニメのキャラクターを描いたのは小さなお子さんでしょうか?
大胆な筆文字やアドベリー模様なんかもあり、
工夫次第で楽しいものが作れそう。
教室横の畳コーナーでは週末の土日、職人さんによる伝統工法の実演も。
ギャラリーでは高島扇骨の歴史がわかるパネル展示やビデオ上映も行われ
扇作りの道具や、さまざまな作品も展示されています。
また、道の駅といえば特産品売り場。
「高島みちくさ市場」はいつも人でにぎわっています。
扇子はもちろん、アドベリーを使ったお菓子や調味料などバラエティー豊か。
とれたての地場野菜も安くって新鮮です。
いまの季節だけ味わえる
アドベリーの生果実もありました。
プリッとした食感と口に広がる甘酸っぱさがたまりません。
また、腹ごしらえをするならぜひ館内にある
「西近江路お食事処うおさい」へ。
おすすめは西近江の味が満喫できる
「湖魚を使った松花堂弁当」1200円。
ニジマスのお刺身に、函館山で採れた香り高い地蕎麦を使った「蕎麦巻き」。
滋賀の郷土料理・小鮎の佃煮や海老豆のほか、地場野菜の天ぷら、
地玉子を使った出し巻きは、コクがあってうま味抜群。
もちろん締めは
「アドベリージュース」。
1杯400円。
ほかにも気軽な雰囲気のフードコートもあり、アドベリーソフトも食べられます。
情報休憩室や子供が遊べる広場もあり、利用方法はさまざま。
ドライブの足で立ち寄るだけでなく、道の駅を利用して
地元の伝統や味にぜひ触れてみてください。
■扇子絵付け体験
受付:10:00~15:00 水曜休館
所要時間:60分~90分
料金:ミニタイプ飾り扇子「Aコース」950円
飾り扇子「Bコース」1600円
実用扇子「Cコース」1850円
※いずれも送料込み。
■藤樹の里あどがわ 扇子まつり
7月26日(土)・27日(日)
■中江藤樹生誕400年祭
会期:平成20年3月7日(金)~9月28日(日)
安曇川町各所でフォーラムや巡回展示など開催
※情報は2008年7月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
*************************************
道の駅 藤樹の里あどがわ
★住所 高島市安曇川町青柳1162-1
★電話 0740-32-8460
★開館 9:00~18:00
◇扇子絵付け体験 10:00~15:00受付
◇特産品売場・情報休憩室 9:00~18:00
※学校夏休み期間中は19:00まで
◇レストラン 10:00~21:00(ラストオーダー20:00)
◇コンビニ・トイレ 24時間・年中無休
★休館 水曜 ※祝日の場合は翌日
★HP http://www.jungle.or.jp/ankan/
★地図 地図はこちら