南郷温泉 二葉屋

しがまにあスタッフ

2008年01月10日 20:00

あけましておめでとうございます。スタッフのふみさーです。
今年も滋賀咲くブログ、そして「おでかけ体験・滋賀」をよろしくお願いします。

新年第一弾は、湖国ならではの温泉情報をお届けしましょう。

大津市の南部にある「南郷温泉 二葉屋」
瀬田川の眺めと湖国の味が堪能できる憩いの宿。
宿泊だけでなく、日帰りプランなどもあり地元にも人気のスポットです。



南郷温泉は、岩間寺山中からこんこんと湧き出ている天然温泉。
放射能泉で、リュウマチや神経痛、高血圧、動脈硬化などに効果があるといわれ、
かつて京都の旦那衆が川にあみ舟を浮かべて風流に遊んだ小さな温泉街です。



南郷といえば瀬田川洗堰(南郷洗堰)でも知られるところ。

琵琶湖から流れ出す唯一の川・瀬田川の治水のために
明治38年(1905年)に竣工されたものです。
昭和36年に作り変えられましたが、先人たちの苦労をしのぶ遺構として
「アクア琵琶」前にレンガの堰柱が残されています。



洗堰近くからは二葉屋の裏を通って南へ、川岸の散策路がもうけられていて、
さらに車で5分のところには、
紫式部が源氏物語を記したところとして知られる「石山寺」が。
折しも今年は、源氏物語の千年紀
石山詣でのその足で温泉へ、というのもすてきなコースですよね。


二葉屋があるのは、南郷洗堰からすぐの瀬田川西岸。
厄払いで知られる立木観音への道標が目の前に立てられていました。



同館で有名なのは、川魚料理と瀬田川を望む温泉。




宿泊はもちろん、入浴もできるお昼のお得なプランなどもあります。
しかも、ここのお風呂は気軽な立ち寄り湯にもなっていて、
立木観音のお参りの帰りにひと風呂浴びて帰る人も多いとか。
入浴料は700円(★印写真提供:二葉屋)。



ラドンを含んだお湯はゆったりと心地よく、芯まで温まります。



湯船のなかから見えるのは、悠々と流れる瀬田川と洗堰。
そして川下に向かって振り向けば、広がる湖南の山々。
渡り鳥たちが川面に集うのを数えながら、体をのばします。



お昼のお得なプランは、鯉御前に温泉入浴料がついて一人4000円です。





あちらこちらに花が活けられ、湖魚をモチーフにした
品々がさりげなく趣を添える館内。




大宴会場はもちろん、家族や仲間の集まりにぴったりな個室もあり
座敷に椅子席を用意してもらえるのも年配の方にはうれしいところ。
もちろん窓からは瀬田川の流れが一望できます。




同館の自慢は、琵琶湖でとれた川魚を中心とした湖国会席料理
瀬田シジミや二ゴロブナなど琵琶湖固有の魚介類が豊富なことはもちろん
あらい、煮つけ、鯉こくなど趣向を凝らした鯉のフルコースは
伝統の技と贅をつくした滋味あふれる料理。



料理会席は昼食4830円から、夕食で6040円から。
冬は鴨鍋・ぼたん鍋なども楽しむことができます。


また、知る人ぞ知るここの名物といえば「鯉の姿煮」。


古来、縁起ものといわれ、
いまでは薬膳料理や
健康食品としても重宝される鯉。
それを甘辛く焚いたこの姿煮は、
臭みがなくファンの多い逸品です。
小3400円~で、
切り身(650円)もあります。





1階の瀬田川に面したお食事処をはじめ、夏には川縁も登場し
そこで味わう「風床料理」も人気とか。




ロビーもゆったりとした雰囲気で、お土産も買うことができます。






川のせせらぎを、目で肌で、そして舌で味わう休日のひととき。
誘い合って出かけてみませんか。






南郷温泉 二葉屋  <予約はこちら → HP >

■宿泊料金   1泊2食付 12000円から
          1泊朝食付 8600円(休前日は1000円増)
          素泊まり  7000円(休前日は1000円増)

■料理会席   昼食 4830円から
          夕食 6040円から

■お昼のお得なプラン 鯉御前+温泉入浴 4000円

■入浴料     700円
 


※情報は2008年1月現在。詳しくは直接お問い合わせください。

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南郷温泉 二葉屋
★住所   大津市南郷5丁目15-7
★電話   077―537-1255
★HP    http://www.futaba-ya.com/top.htm
★地図   地図はこちら


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