年末も押し迫り、今年最後の「おでかけ体験滋賀」となりました。
ご紹介するのは、除夜の鐘、初詣にお参りしたい大津市の
「岩間山正法寺」。
「岩間寺」の名前で、西国三十三ヶ所の十二番札所として、
また「ぼけ封じ観音」四番としても、全国に知られるお寺ですよね。
新年に先駆けて、私、ふみさーがお寺へお参りしたのは12月17日。
そう
「終観音」の日です。
毎月17日の縁日にはJR石山駅から直行バスが出ていますが
その年最後の終観音の日は、ぼけ封じの大根焚きがあるとあって、バスは満席!
朝イチバンのバスで出ると、山頂はまだ深い霧のなかでした。
険しい山道を歩いて登ってこられる方も多いそうですよ。
拝観料は300円。
こちらが山頂にある本堂。ご本尊の木造地蔵菩薩立像や
木造不動明王二童子立像3躯はくにの重要文化財です。
三十三ヶ所の御札を求めてお参りする方も多く、経帷子姿の方もちらほら。
一心に手をあわせ、お経を唱える人々。記帳には列が出来ていました。
こちらは不動堂。その横にはお土産コーナーもあり、
地元の方がお漬物や梅干などを売ってらっちゃいました。
初詣には深夜から訪れる人も多いそう。 ※バスは17日の縁日の日のみの運行です。
除夜の鐘は12月31日の
午後11時45分から。
だれでもつくことが
できるそうです。
鐘楼の前には「仏足石」があり、ぼけ封じ近畿十楽観音のお砂が納められてます。
せっかく終観音の日におじゃましたのですから、年に一度、
12月17日だけ供される「ぼけ封じの大根焚き」もいただきました。
ぼけ封じの大根も分けていただけます(代金は心づけで・・・)。
地元の方々が前日からじっくり煮込んだという大根はほくほく!
3切れ入れてくださり、多いかな~と思っていたら、なんのなんの
ぺろりといただきました。味がしみていて旨味たっぷり。
1椀500円です。
また、
1月17日の「初観音」では、あま酒接待や霊符授与、写経会、
初不動護摩供なども行われるとか。
本堂の横にある池は、かの松尾芭蕉が
「古池や蛙飛び込む水の音」という名句を詠んだといわれているところ。
また、境内には食事処もあり、麦とろ御膳(800円)が名物とか。
霊水で入れたコーヒーもありました。
2009年の幸福と健康を願いに、出かけてみませんか。
※情報は2008年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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岩間山正法寺(岩間寺)
★住所 大津市石山内畑町25
★電話 077-534-2412
★拝観 8:00~16:30(駐車時間は8:00から17:00厳守)
★地図
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