立木観音

しがまにあスタッフ

2007年12月20日 20:00

すっかり寒くなりましたね。
朝のあと5分・・・の二度寝ってどうしてあんなに気持ちいいのでしょう(●´∀`●)
うっかり寝過ごすなんて事のないように気をつけましょうね。

さて今回みぃは、厄除けで有名『立木観音』へ行ってまいりました。
初詣には遠方からの参拝者も多く、毎年にぎわいます。



大津南郷洗堰を宇治方向へ、自然いっぱいの素敵な景色を走ります。
瀬田川や山が自然そのままで癒されちゃいます(*ノωノ)
「立木観音前」バス停から、もう立木観音の味がでています。



 
 
 立木観音は弘法大師(こうぼうたいし)が
 観世音菩薩を刻んだのが、
 ちょうど42歳の厄年で、
 人々の危難を救ってほしいと
 願いつつ刻んだと言われていることから
 古くから厄除け観音として
 親しまれています。

立木観音前バス停のすぐ傍から七百余段の石段の参道が続きます。
よし!!頑張りましょうo(*゜∀゜)人(゜∀゜*)O





 
 一丁毎に石柱の標識が立っていて
 あとどれくらい上らなければならないのか
 目安になります。
 全部で五丁。
 励みになりますよねo(*゜∀゜)人(゜∀゜*)O

 途中にも見所がいっぱいです。



運動不足の私はぜえぜえ言いながら
なんとか立木山寺まで登りきりました~ヾ(゜∀゜)ノ



 平安時代前期
 瀬田川の対岸に光り輝く霊木を発見した
 弘法大師が、
 急流のため渡れないでいました。
 すると突然、白い鹿が現れ
 弘法大師を背中に乗せて
 岩の上を跳んで渡ってくれました。
 このことから、この地は
 「鹿跳(ししとび)」と呼ばれるようになりました。
 そして、川を渡って霊木の前まで来ると白い鹿は
 観世音菩薩に姿を変えたといいます。
 観世音が導いてくれたことに感激した弘法大師は、
 立木に等身大の観音像を刻み、
 建立したのがこの寺であるといわれています。

 参道の途中に
 鹿跳びの岸うつ波は立木山
 沸のみかげ立木観音
 と詠まれた石碑が立てられていました。

さて、厄除けで有名な立木観音。
私もお参りしてきました。


まずは本堂。
山の斜面を削って建てられているようでした。
奥へ歩いていくと瀬田川をはさみ、緑いっぱいの美しい景色が望めます。

 さらに山手へ奥に進むと鐘楼があります。
 




 厄除けの釣鐘なれば
 観音を念じ
 一人一つきの事


先へ進むと最後に奥の院があります。

自然いっぱいの中でのお参りは、心が洗われるような気がしました。


初詣には欠かせない、おみくじもありました♪
運試しにいかがでしょう??


厄除けのお守りやお箸も販売されていました。



 なんとも言えない懐かしい雰囲気漂う御茶所。
 時代劇の主役にでもなったような気分にひたりながら
 疲れた体にうれしいお茶のおもてなし。

 お帰りには石段ではなく、
 ゆるやかな一本道が南郷バス停まで続く
 こちらの道もオススメです。
 石段ができるまでは十八丁もあるこの道
 を歩いてお参りされていたそうです。
 美しい自然に接することができるので
 一時だけでも慌ただしい世の中を
 忘れさせてくれます。





※情報は2007年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
※写真は承諾を得て、撮影しています。個人で撮影を希望される際は、ご住職にお尋ねになってください。




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立木観音
★住所 大津市南郷五丁目20-20  
★電話 077-537-0008
★拝観時間 9:00~16:00
★拝観料 無料
★地図 地図はこちら


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