野洲市歴史民俗博物館(銅鐸博物館)は、日本ではじめての銅鐸の謎に迫る博物館です。
開館20周年を迎えたこの秋、リニューアルオープンしました。
野洲の市街地から少し入ると急に山が広がって、古代にタイムスリップしたような気分になります。
入り口を入ったところにあるエントランスホールの「体験コーナー」。
ここでは銅鐸や弥生時代の道具に触れたりできます。
まずは目の前にぶら下がった銅鐸に注目。
銅鐸を鳴らして音を聞くことができるんです。
どんな音が鳴るのでしょうか?
弥生時代の衣装である「貫頭衣」、アクセサリーである「まが玉」を身につけて古代人に変身
してみましょう。
復元銅鐸の前で写真を撮ることもできます。
野洲市は平成16年の10月1日に旧野洲町と旧中主町が合併して誕生しました。
このたびのリニューアルでは、旧中主地域の歴史や資料が新たに追加されています。
学習コーナーでは図書の蔵書数も増えました。
また野洲市の航空写真のパネルも置いてあります。かなり細かいところまで確認できます。
記念スタンプも入り口にあって押すことが出来ます。うまく押せるかな?
壁や扉やガラスにも絵画が描かれています。
まずは展示室1。
ここでは「銅鐸の謎」についての展示がされています。
銅鐸の誕生や成分、造り方、文様と絵画について。
また銅鐸が丘や山の斜面に横たえて埋められているのはなぜか?という
銅鐸最大の謎について迫っています。
展示室2では「大岩山銅鐸」について。
明治14年に14個、昭和37年に10個の銅鐸が小篠原の大岩山から発見されました。
ここでは大岩山銅鐸を中心に滋賀県から出土した銅鐸を展示しています。
1階の通路では、パネルが展示されています。
野洲の歴史や野洲にかかわりのある人物などについて学べますよ。
そして今回、大幅にリニューアルされたという2階の展示室。
旧中主地域資料を加えた新しい展示構成です。
原始・古代から近現代までの野洲の歴史と民俗、伝統工芸が展示されています。
お土産に土鈴(500円)を購入することもできます。記念にいかがでしょうか?
「銅鐸博物館」では隣にある「弥生の森歴史公園」にて「体験学習」ができます。
来月の「おでかけ体験」では「まが玉づくり」を紹介する予定です。お楽しみに。