ゴールデンウィークも終わりを告げ、しばらくは土曜・日曜だけの休日が続きますね。
なかなか遠出のできない日々です。
けれども今は、とっても過ごしやすい季節。
身近なところにも素敵な所はいっぱいです。
今流行り(!?)の
ウォーキングにもぴったりのこの時期、
さわやかな風吹く湖岸の道、
なぎさ公園を散策してきました
出発地は、
大津港
この日は琵琶湖の代表的な船、
ミシガン、
ビアンカ、
うみのこが停泊していました。
大津港の脇をすり抜け、琵琶湖の各地に向けての出発を待つ船を左手に見ながら、進みます。
右手には
琵琶湖ホテルとアーカス。エメラルドグリーンの姿が岸辺に映えます。
そして、はるか向こうにかすかに見えるのが、
大津プリンスホテル。
なぎさ公園は、その向こうまで続きます。
大津港を過ぎると、
おまつり広場と呼ばれる広いスペース。
右手には芝生が広がり、ゲートボールに汗を流すシニアの方々を時折見かけます。
この道を真っ直ぐすぎると、
琵琶湖文化館を間近に大きく迂回します。
この文化館。よく見ると頭にトンボが止まっていて、地元では
トンボのお城と
親しまれていたようですが、今年4月より
休館となっています。
様々な角度から滋賀を取り上げ、展示会を開催されてきたのですが、残念なことだな~と
思います。休館とのことなので、また復活が望まれます。
この文化館の入り口付近にあるのが、
明智左馬之助の碑。
明智光秀の弟でこの場所付近から坂本に向けて、湖の中に道を求めて走ったとの説明書きがありました。
琵琶湖文化館を過ぎると、
琵琶湖ホールが近づいてきます。
ここらは、
打出の森と呼ばれる場所。
休日になると親子連れがレジャーシートを広げ、身近なピクニックを楽しまれています。
この辺りは、琵琶湖ホールが建設されると同時に整備され、この場にいるだけで清清しい気分になります。
琵琶湖ホール内には、リーズナブルな料金でランチを楽しめる施設もあり、ここらで腹ごしらえ、というのもいい感じ。
また、しばらく歩くと見えてくる西武ショッピングセンターでお弁当を買って、なぎさ公園で広げるのも良し。
さて、打出の森を過ぎると、
なぎさのプロムナードと呼ばれる道が続きます。私が歩いた日は平日でしたが、子供連れの方、犬の散歩をする方々など多くの人とすれ違いました。
皆さん、この道、この公園を愛されているようです。
浜大津港で、遠くに見えていた
大津プリンスホテルが間近に見えてきました。
そして目に止まるのが、鮮やかに広がる
ショッキングピンクの絨毯。
芝桜。4月から5月初旬までのこの辺りの風物詩です。
運が良ければ、ミシガンと芝桜のツーショットが見られます。
まだまだ造成中なので、来年は更に素敵な風景が楽しめるかもしれませんね。
この時期は芝桜に目が惹き付けられるのですが、右手に目をやると、
SLです。
県立体育館の横の敷地内に展示されています。
こちらは小さな公園となっていて、小さなお子さんは楽しんで遊べそうです。
(隣の道は、案外交通量が多いので、気をつけて横断してくださいね。信号のある
横断歩道を渡られるのをお勧めします。)
大津プリンスホテルを回り込む形で進んで行くと、
市民プラザです。
なぎさ公園の中で最も開放感のある場所。
この辺りから見えるのは、
近江大橋。
穏やかな湖岸の道が続きます。
そして、なぎさ公園唯一の砂浜のある
サンシャインビーチへと繋がります。
この付近にあるのが、
北緯45度線の碑。
普段の生活で、北緯なんて意識することはまずないですが、こうやって書かれていると
何だか地球を感じたり、世界を思ったり。色々と感慨にふけります
ここには、ドイツ料理で有名な
レストラン、ヴュツブルク。
こちらはテラス席ならば、愛犬、愛猫を連れてお食事が頂けるとのこと。
散歩の途中に立ち寄ることも出来ますね。
さぁ、いよいよ
近江大橋が間近に迫ってきました。
この橋をくぐります。
くぐった先は、
膳所の漁港。
のどかな風景です。
そして、膳所新橋を渡ります。
この橋の途中からは、
モスバーガーのテラス席が見えます。
このテラス席も、愛犬と共に入ることができるとの文字が見えました。
橋を渡って目前に見えるのは、
膳所城址公園です。
こちらは桜の名所。
今は、新緑の葉っぱが光に輝いてました
ここからの海の景色も、落ち着いていい感じです。
木陰いっぱいなので、ゆっくり休憩できそうです。
膳所公園を過ぎると、
粟津・晴嵐の道が延々と続きます。
真っ直ぐな道、心の頼りは瀬田川にかかるJRの橋。
途中に四高桜の碑。
かつて、比良颪(ひらおろし)にさらわれた金沢の漕艇部員の魂を慰めようと
建てられた碑だそうです。10年ほど前に建てられたこの碑の前には、
四校桜の若い桜の木々が。
そして、なぎさ公園も終盤です。
松並木です。こちらは、近江八景、粟津の晴嵐の風景を再現しようと
新たに植えられたものです。実際の粟津の晴嵐はもっと奥の方にあったとか。
湖岸道路沿いに、瀬田川と琵琶湖の境界の看板。
長~い、散歩道が終わりました。
この長いなぎさ公園を歩いてみるのもひとつ。
今回と逆方向に、比叡や比良の山並みを眺めつつ歩くのもひとつ。
公園沿いにたくさん設置されている駐車場に車を停めて、辺りを散策してみたり
ぼーっと時を過ごすのもひとつ。
しがまにあでは紹介し切れなかった魅力もたくさん
ご自分なりの過ごし方を見つけてみてください。
※情報は2008年5月現在です。
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なぎさ公園
★場所 大津市島ノ関~晴嵐までの湖岸沿い
★地図
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