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しがまにあ

2006年12月28日

多賀大社

今年最後の「おでかけ体験・滋賀」となりました。

目前のお正月を前にご紹介するのは
毎年県内トップの初詣客を数える、お多賀さんこと「多賀大社」。

多賀大社

多賀大社★ 多賀大社

2006年には三が日だけで45万人を数え、
このお正月もたくさんの人出が予想されています。


多賀大社 多賀大社

多賀大社へは近江鉄道を高宮駅で乗り換えてひと駅。
駅を降りると、玄関口にふさわしい大きな石の鳥居が。


多賀大社★ 多賀大社

大社まで歩いて十数分の表参道は「絵馬通り」と呼ばれ、
土産物屋や旅館などが立ち並びます。


多賀大社

多賀名物・糸切り餅。いまでは3軒だけになりましたが、
老舗の「多賀や」さんでは、参拝客にあわせて
大晦日は夜通し、元旦も夜10時まで営業するのだとか。
詳しくは1月2日の「ウマしが日記」でもご紹介する予定です。



多賀大社 多賀大社

鳥居をくぐると、目の前に見えるのが「太閤橋」。
太閤とはもちろん豊臣秀吉のことで、天正16年に
母・大政所の病気平癒を祈願し、米一万石を奉納したことから
この太閤橋や奥書院庭園が築造されたと伝えられています。


多賀大社

広大な境内には木々が茂り、木立を背にした本殿は厳かな雰囲気。


延命長寿・縁結び・厄除けの神様として全国的に知られる多賀大社。
祭神は、八百万の神々や私たち人間、草木にいたる一切を生み出したとされる
伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)。

多賀大社が文献にみえるのは、和銅5年(712年)に撰上された“古事記”で、
「伊邪那岐大神は淡海の多賀に坐す」とあります。

元正天皇や武田信玄、先に触れた太閤秀吉が延命や厄除けを祈願したことからも
古くから日本全国で信仰を集めてきたことがわかりますね。


多賀大社
一風変わった「お多賀しゃくし」は名物の一つ。
元正天皇の病気に際し、多賀大社の神主が強飯を炊き、
“しでの木”で作ったしゃくしを献上したところ
たちまち治癒したという伝承にちなんでいるのだとか。

多賀大社
こちらは「寿命石」。平安の昔、東大寺の再建を命じられた俊乗坊重源が
多賀大社に参詣して大事業のために延命を祈願したところ
20年の寿命を授かり、願いがかなったことを記念したもの。
延命を祈ってここを訪れる人が絶えません。


多賀大社 多賀大社

多賀大社 多賀大社

境内は広く、写真の「金咲稲荷神社」や「日向神社」など
たくさんの御社が立ち並びます。


とくに、安土桃山時代に作庭された「奥書院庭園」は国指定の名勝。
書院から庭を見下ろす珍しい形式の池泉鑑賞式庭園です。
写真でお伝えできないのが残念ですが
庭だけでなく、書院の襖絵なども絢爛とした美しさがあります。

※奥書院と庭園は拝観料300円。拝観は、正月から節分の間を除き、
 午前9時から午後4時の間、受付。ご注意を。



毎年、大晦日からたくさんの人でにぎわう多賀大社。
さて今年は何を祈願しますか?



★印の写真は、(財)びわこビジターズビューロー提供

※情報は2006年12月現在。詳しくはお問い合わせください。



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多賀大社
★住所   犬上郡多賀町多賀604
★電話   0749-48-1101
★HP    http://www.tagataisya.or.jp/
★地図   地図はこちら



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Posted by しがまにあスタッフ at 23:55 │犬上郡

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