大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」、みなさん見てますか?
残念ながらはや物語の舞台は湖北を離れてしまいましたが、
ここ湖北・長浜市内の
浅井(あざい)・
小谷(おだに)・
黒壁の
3会場に渡って
今年12月まで開催されている「
江・浅井三姉妹博覧会」は、まだまだ皆さまより熱い眼差しを
注がれ、大人気!
今日はそんな「
江・浅井三姉妹博覧会」の3会場から
浅井会場・江のドラマ館、
小谷会場・江のふるさと館の2ヶ所をピックアップご紹介しますね!
<浅井・ドラマ館会場>
こちらが、その浅井会場・江のドラマ館。
現在放映中の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」とドラマゆかりの地・湖北地方が
ドラマ作品中とのかかわりを通して紹介されています。
平日の朝一番から、
ずらりと列を成して入場待ちする
団体観光客さんの姿が。
一般客用の駐車場も
あっという間に満車になる程の盛況ぶりです。
皆さん熱心に見学されていますね!
館内では、ドラマの登場人物やポイント・歴史的背景・
物語の舞台の要所要所等が、大きな写真パネルで分かりやすく解説されています。
実際にドラマ撮影にて使用された豪華衣装の実物を見ることが出来るのも、
こちらの会場の見所でしょうか。
↓こちらが、織田信長役の豊川悦司さんが着用した具足姿の衣装と太刀、小物類。
↓こちらは、浅井長政役の時任三郎さんが来た陣羽織に扇、腰刀なのだそうです。
もちろんお市の方の打掛をはじめ、三姉妹の衣装も見ることが出来ます。
時代劇好きや歴女にとっては、浅井長政の日常着である直垂姿や、
それぞれの役どころで使用された小物類も、ちょっと見逃せないポイントかもしれません?
それにどの小袖が誰の衣装だったか、
ドラマを見ていた方なら
パネルの解説を読まなくとも分かるかも
しれませんね!
あなたは分かりましたか?
↓こちらは「天下布武」の印判に、江・命名の書。
匂袋や扇に、お市の方の遺言となった最後の書…と、物語を盛り上げた重要アイテムが
揃い踏み。
↑こちらは、江役の上野樹里さんがドラマのオープニングで着用した打掛だそうです。
今回のドラマ紹介とは別に、
歴史の専門家さん監修による
湖北における
浅井家と浅井長政を紹介したコーナーも
ありました。
例えばドラマ中では三姉妹には
男の兄弟は居なかったことに
なっていますが、
実際には浅井長政とお市の方の間には男子の居たことや、
そういったドラマと史実の違いを、資料を基にパネルで解説した一角となっているのだそうです。
そういった史実とドラマの細かな違いを楽しむのも、歴史大河ドラマの醍醐味かもしれません♪
そしてなんと、TVチャンピオンのガラスアート王選手権2連覇された作家さん製作の、
姉川合戦布陣図ジオラマもありました~!
あっ、木下秀吉(後の豊臣秀吉)の名前がある!浅井長政の名前ののぼりの見えますね!
はかなくも美しく細やかな、
ガラス細工のきらめきの古戦場に
陽炎の武士たちは
どんな野心を夢見たのでしょうか…
なんて♪
併せて、浅井三姉妹と記念撮影出来る体験企画も実施されていました。
この撮影は、無料サービスです。
撮影してもらうと、
この三姉妹と一緒に写った写真が印刷された
ミニカードを
来館記念に無料でもらうことができます。
もちろん、有料で大判の記念写真を購入することも。
そしてラストには、
浅井氏の祈願時・小谷寺でご祈祷しお焚き上げしてもらえる護摩木の記入と奉納のコーナーが。
あ、もちろん
ドラマの舞台裏を
映像で紹介してくれる
「姫たちの戦国シアター」の
存在も、
忘れてはなりませぬ~!
お市の方や浅井三姉妹が使用したかもしれない、この時代の貴重な香木の香り体験コーナーもありました。
江ゆかりの湖北観光スポットを紹介した、大きな地図パネルもぬかりはありません!
このドラマ館でドラマの復習と
江ゆかりの湖北観光スポットを
予習した後は、
今度は目で耳で鼻で全身で、
戦国ゆかりの土地を実体験・観光へと
飛び出してみるのもおススメです♪
その前にちょっと腹ごしらえ一服…なんて方には、こちらもおススメ。
ドラマ館横にしつらえられた
軽食休憩スペースには、
各種軽食をはじめ
地元グルメの屋台が用意されていますので、
どうぞ♪(笑)
更にその隣には、充実の「
おみやげ館」もありますので、お土産もバッチリですね!
ずらり充実の三姉妹お土産に、キャラグッズの数々。
もちろん公式ブックガイドも、更にはここ限定プリクラだって、いかがですか?
定番箱菓子に地元銘菓、今話題の滋賀県湖北・地元名産品の数々まで、なんでも揃いそう!
歴女の皆さまには、こちらの武将グッズなんて、いかがでしょう?
…なんて(笑)
個人的には、
こちらのゆるキャラ
「おいち(市)ごちゃん」の
いちごカチューシャ、
小さな女の子がしてたら
可愛いだろうなあ~…
なんて思ってしまいました♪
それにしても、お米にお塩まで…!
まさに、戦国ゆるキャラ、百花繚乱です?!(笑)
今回の博覧会では、
公式サイトやブログ、ツイッターの他に
各会場に設置されているケータイタッチラリーに参加すると
クイズの正解数に応じてプレゼントをもらえるという企画も
併せて実施されており、
デジタル世代にとってもお楽しみが多いような気がします♪
ピッ☆とケータイアプリの着信を確認したら、
いよいよ次は、江のふるさと館がある小谷会場へGO!
博覧会バスをご利用の方は、こちらのバス停↑から
浅井歴史民俗資料館(お市の里)へ
向かってみるのもいいかもしれません♪
<小谷・江のふるさと館>
そして浅井会場とはうってかわってアウトドアな匂い?のする会場・小谷会場では
まるでやぐら砦の門のようなゲートがおでむかえ♪
実際、こちらの会場は、
すぐ近くに小谷城跡への
登山道があったり
小谷戦国歴史資料館があったりと、
本格的なトレッキング姿の
観光客の方々の姿も多く見かけます。
でも小谷城跡見学の前に、先ずは
こちらの江のふるさと館で、小谷城についてのお勉強からはじめてみましょうか…
パネル解説の数々と、浅井家家紋ののぼり旗。
↓戦国時代合戦場の本陣も復元されていました。
ここでも、弓矢の弓つがえ体験と、記念の無料撮影が。
(撮影は無料ですが、こちらは有料の大判写真のみで無料ミニカードのサービスはありません。)
皆さん、楽しそうです~♪
戦国時代の鉄砲も、
実際にその手に持ってずっしりとしたその重みを確かめてみてくださいね♪
さあ、いよいよ中世三大山城に数えられる悲劇の城・小谷城についてお勉強していきましょう。
地元ボランティアガイドの方の
詳しいお話に、時間が経つのも
忘れそうに
なってしまうかもしれません。
でも、小谷城に登る時間を残すのを
忘れてしまわないでくださいね!(笑)
実際に自分で歩いて登る予定の方は、
コース上のトレッキング注意ポイントや
見所等を聞くのもいいかも?
小谷城跡からの遺跡発掘品に、古地図上のポイント・ビュウのぞき穴。
…なにが見えるかな?(笑)
もちろん、
こちらでも
映像シアターが
ありました。
お土産物の物産館で、お土産もどうぞ!
そして小谷会場の大きな魅力ポイントのひとつが、この広々とした、ベンチの数も多い休憩広場。
この日は
お天気にも恵まれ、
屋外での
腹ごしらえにも
いいカンジ♪
これから
山に登ろうか
それとも
歴ドラ舞台を
楽しもか?
皆さん思い思いにくつろいでいらっしゃいます。
そう、小谷会場のもうひとつの大きな魅力ポイント、それが長浜歴ドラ隊の華舞台!!
土日祝の休日は、1日2回の「長浜歴ドラ隊」公演を楽しめるのです♪
皆さん、開演前から席を陣取って公演待ち(笑)
待っている間に、こちらで手作りの鎧の甲冑体験はいかがですか?
手作り甲冑を着用して、
ほら、あなたもこんな鎧武者!!
←こちらのおふたりは、
この手作り甲冑で地元のイベントに貢献する、
ボランティア有志の方。
材料の基本は厚紙だそうですが、
それでも1着の甲冑を作るのに、
なんと約2ヶ月からかかるそうですよ!
凄いですね!!
そして↓こちらが、「長浜・歴ドラ隊」の皆さま。
左から、浅井長政さん、お江さん、それからお市の方に、お初さん。
観光協会の公募で選出された女性の方が、それぞれの役をされているそうです。
どこでも大人気の歴ドラ隊。
訪れたお客様と、ハイ、チーズ♪
こころよく一緒に
写真を撮ってくれるのがうれしいですね!
この日は茶々さん始め侍女ご家来衆の方々は、別の場所のイベントへと出張されていて、
この4人の方にお会いすることが出来ました。
さあ、歴ドラ隊の華舞台・宴が始まります♪
この日の「宴」は、
なんでもいつもの長政さま主催のものではなく、お市の方主催の「宴」だったのだとか。
いろんなヴァージョンがあるのかな?
舞い踊る舞台だけでなく、
大河ドラマの内容を下敷きにした
ちょっとしたトークや小芝居が
なかなか小気味良く、
思わずクスリと吹き出してしまう
楽しさです。
…おや、なにかお市の方と長政さまが不穏な雰囲気?(笑)
でも大丈夫。最後にはみんな、笑顔でフィナーレ…!
観客席も、休憩スペースまで満員です。
みんな笑顔で、拍手喝采♪
さて舞台も見たし、
自力で小谷城跡登山を考えている方は、
正面ゲートとは反対側の北門へとどうぞ。
一般駐車場も
こちらゲートからの出入りが便利です。
こちらが、 城跡登り口。
会場や駐車場で手に入れた地図を片手に、
足自慢な山ガールや
トレッキング自慢な団塊世代の方々には、
無料貸し出しの杖もいかがでしょう…?
コースも2種類。
ご自分の体調に合わせて、お選びくださいね。
もちろん、すぐ近くの
小谷城戦国歴史資料館を訪れて
ひたすら想像の翼を羽ばたかす楽しみにふけるという
選択肢もありです。
山の中腹までは、
別料金ですがシャトルバスも運行されていますので、そちらの利用もおススメですね。
取材時には満開だった桜もこの週末には残り桜となってしまいますが、
まだまだ春爛漫な、近畿の北国の遅い春。
浅井会場の南には、小谷城の悲劇のきっかけともなった姉川の合戦古戦場もあり…。
つわものどもが夢の跡、春爛漫の、空の下。
戦国の世を駆け抜けた、武将が、姫が、人々が。
そんな時代の名残を探す、旅のよすがに、博覧会。
…
あなただけの戦国ロマンな湖北の旅を、どうぞ見つけに来てください…。
※このページ掲載の博覧会会場館内の各写真は、承諾を得て撮影しています。
(情報は2011年4月現在。詳しくはお問い合わせ下さい。)
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江・浅井三姉妹博覧会
江・浅井三姉妹博覧会実行委員会
(事務局:長浜市役所産業経済部観光振興課)
■所在地 〒526-0059 滋賀県長浜市元町14-12
□TEL 0749-63-5341
■FAX 0749-65-0380
□公式HP
http://www.azai-go.jp/
■公式ツイッターアカウント
・浅井三姉妹: azai_go ・歴ドラオフィシャル: Rekidora_staff
<浅井・江のドラマ館>
■開催期間 : 平成23年1月15日 ~ 平成23年12月4日
□開館時間 : 9:00 ~ 17:00
■会 場 : 浅井ふれあいの里・プラザふくらの森
□料 金 : 大人 500円 小中学生 200円 (団体料金あり)
■住 所 : 滋賀県長浜市内保町2843
■地 図 : 地図は
こちらこちら
<小谷・江のふるさと館>
■開催期間 : 平成23年1月15日 ~ 平成23年12月4日
□開館時間 : 9:00 ~ 17:00
■会 場 : 伊部親水公園特設会場
□料 金 : 大人 300円 小中学生 100円 (団体料金あり)
■住 所 : 滋賀県長浜市湖北町伊部757-1
□地 図 : 地図は
こちら
<長浜黒壁・歴史ドラマ50作館>
■開催期間 : 平成22年12月25日 ~ 平成23年12月4日
□開館時間 : 9:00 ~ 17:00
■会 場 : 黒壁スクエア内 パウビル2階
□料 金 : 大人 300円 小中学生 100円 (団体料金あり)
■住 所 : 滋賀県長浜市元浜町13-31
□地 図 : 地図は
こちら
●3 館 共 通 チケット : 大人 750円 小中学生 300円 (団体料金あり)
●3館共通+博覧会バスチケット : 大人 1000円 小中学生 500円 (団体料金あり)
●小谷城バス
「小谷・江のふるさと館」から小谷山中腹までを運行するシャトルバス。
番所跡より小谷城ガイド「語り部」がロケ地や城跡を案内。所要時間約1時間。
大人・子ども 500円
●博覧会バス
長浜駅・黒壁と小谷会場、浅井会場をつなぐシャトルバス。1日乗り放題料金。
大人・子ども 500円
運行期間 平成23年1月15日(土)~12月4日(日)
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