2006年11月16日

善水寺・湖南三山

いよいよ山も錦に色づき始めてきました。
写真は本日の「善水寺」のようす。これから見ごろを迎えます。



湖南市岩根の善水寺といえば、常楽寺、長寿寺とともに
「湖南三山」として知られる天台宗のお寺。紅葉の名所です。

11月19日(日)から28日(火)までは
「薬師如来三尊象ならびに十二神将紙本彩色掛軸」が特別公開され、
湖南三山をめぐる便利なシャトルバスも運行します。



国宝の本堂。1366年、南北朝時代の再建。
宮殿風の荘厳な構えは、天台仏殿の代表で、
織田信長の兵火にも消失を免れました。


善水寺の草創は古く、奈良時代の和銅年間(708~715年)。
中大兄皇子(天智天皇)を父に持つ元明天皇の勅命によって
鎮護国家の道場として誕生し、伝教大師・最澄によって中興されました。



もとは「和銅寺」と呼ばれていましたが、
桓武天皇(781年即位)が病に伏した際、
ここの霊水で平癒したことから善水寺の
寺号を賜ったと伝えられています。

本堂横の百伝(ももつて)の池は、善水の元水。


 
 

本堂内には本尊の薬師如来(秘仏)をはじめ
梵天、帝釈天、四天王立像など、天平から平安時代を代表する
仏像が安置され、いずれも見ごたえがあります。

元三大使堂

  
左から観音堂、行者堂、六所権現社

背後に広がる十二坊山などには、その名の通り古くは数十もの坊舎が並び
全山で百人を超える僧侶が修行していたとも。


古くは日照りが続き水不足になると、地元の子どもたちが
山内にある医王山とかみなり岩にわかれて雨乞いの唄をうたったそうです。


 

名物「善水寺もなか」(5個入・520円)
国宝の本堂が浮き彫りにされていて、
寺に湧く名水でつくられているのだとか。
北海道の特上大納言を使った餡が、香ばしい皮とよく合います。

門前にある「かね福商店」さんの銘菓ですが
あいにく本日はお休み。善水寺さんでも販売されていました。



紅葉を楽しんだあとは、善水寺にちなんだ
「十二坊温泉ゆらら」まで、ちょっと足をのばしてみるのもおすすめ。

温泉とプールのご紹介も後日予定していますのでお楽しみに!


紅葉の見ごろはこれからが本番。
ゆったり時間をとって、ぜひ湖南三山をめぐってみてください。

  

※情報は2006年11月現在。詳しくはお問い合わせください。


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善水寺(ぜんすいじ)
★住所  湖南市岩根3518
★電話  0748-72-3730
★拝観料 大人500円・高校生300円・小中学生100円
★参拝  9:00~16:00(法要時間内は拝観受付不可)
★地図  地図はこちら
★HP http://www.zensuiji.jp/


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