2006年08月11日

琵琶湖文化館と杉原千畝展

湖の景観を生かし、滋賀の水辺には
たくさんの公共施設がつくられていますよね。

そのさきがけともいえるのが県立琵琶湖文化館



昭和36年に完成した3層5階建ての城閣形式の建物は
大津・打出浜のランドマーク。

仏教美術を中心に県内の文化財が常時展示され、
5階の展望台からは浜大津港や比叡山が一望できる
老舗のビューポイントでもあります。


展望台からの絶景。写真右はびわ湖ホール。




1階ギャラリー浮城で現在、開催中なのが
「没後20年 杉原千畝と命のビザ ―シベリアを越えて―」。

 
61回目の終戦記念日をはさんだ7月15日から9月3日まで開催中。


「日本のシンドラー」と呼ばれ、第二次世界大戦中、
多くのユダヤ人の命を救った外交官・杉原千畝。


彼の発行したビザによって、6000人ものユダヤ人が救われました。
しかしユダヤ人達が本当の自由を手に入れるためには、シベリアを経て、
長く苦しい道のりを越えていかなければなりませんでした。


この展覧会は、人々の苦難の旅路を自らの足でライフワークとして追い続ける
滋賀県の写真家・寿福滋氏によって企画・主催されているものです。




会場にはユダヤ人収容所を模した鉄条網が張り巡らされ、
悲惨な戦争の現実とユダヤ人達が逃れ辿った道のりを追体験する展示になっています。

 


千畝の勇気ある行動と、戦争が引き起こす人権問題について
この夏、改めて思いをめぐらす機会になりました。



<入館料>
 ■一般      300円
 ■高校生・大学生 200円
 ■小学生・中学生 120円
 ※1Fギャラリー浮城(杉原千畝展)は入館無料

<展示案内>
 ■没後20年 杉原千畝と命のビザ
 ~9月3日(日)  1Fギャラリー浮城
■近江の文化財
  常設展示      2F展示室 
■揉み紙と現代茶陶
  ~8月20日(日) 2F展示室 小企画展示
■文人画の世界
  ~9月3日(日)  3F展示室
 ■<予告>特別展 開館45周年記念
  桃山―華麗なる黄金の世紀― 10月7日(土)~11月12日(日)
  記念講演会:10月14日(土)



*************************************
滋賀県立琵琶湖文化館
★住所 大津市打出浜地先
★電話 077-522-8179 FAX 077-522-9634
★開館 9:00~17:00 ※入館は16:30まで
★休館 月曜(但し月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日閉館)
★HP  http://www2.ocn.ne.jp/~biwa-bun/
★地図 地図はこちら


この記事へのトラックバックURL

http://shigamania2.shiga-saku.net/t4242