2006年12月21日

近江神宮

間近に迫った新年。初詣は毎年、どちらへお出かけですか?
滋賀で有数の参拝者を誇るのは「近江神宮」。



 
初詣でにぎわう近江神宮


千三百年前の都・近江大津京の旧跡にあり、
御祭神は「大化の改新」を断行した天智天皇(626-671)。
皇紀2600年を記念して昭和15年に創建されました。

 

社殿は近江造と呼ばれる新しい様式。
約20万平方メートルという広大な境内には木々が茂り、
外拝殿と内拝殿をつなぐ回廊のある内院をもち、
その上に本殿、祝詞殿が配されています。
意匠としては滋賀に多く残る中世神社建築のスタイルを伝えているのだとか。


天智天皇といえば、日本最初の成文法憲法である「近江令」の制定をはじめ、
全国規模の戸籍の編纂や国立学校の創設など、
後世に大きな影響をあたえる数々の事業を行った名君。

なかでも「漏刻(ろうこく)=水時計」による時刻制度をはじめたことはよく知られているところ。
6月10日の「時の記念日」は天智天皇が漏刻によって初めて国民に時を知らせた日を
太陽暦に換算して制定されたもの。
つまり大津市は日本の時刻制度発祥の地というわけです。



境内には漏刻台のほか、さまざまな時計が点在し、
時の記念日には全国の時計関係者が一同に集う「漏刻祭」が行われています。

  
左端は最高精度の日時計。右端は古代火時計 

古今東西の時計を常設展示する「近江神宮時計博物館」もあり、
漏刻の仕組みを詳しく知ることができるほか、日本で発達した「櫓時計」や
世界各国の珍しい時計などが並びます。
 
入館料は大人300円。小・中学生は150円。


博物館の1Fには無料休憩所があり、ここの名物が「近江稲庭うどん」。
細めで平らな稲庭うどんは、のど越しがツルリとして
香り高いだしとの組み合わせはひそかなファンも多い逸品。

 
写真は釜あげ風600円。山菜入り600円もあり、
煎茶セットのほか、お酒やぜんざいも初詣の足でいただきたいところです。


また、新年の近江神宮といえば「かるた祭」のようすを報道などでよく見かけますよね。
これは小倉百人一首巻頭歌の「秋の田」が天智天皇によることに由来していて、
競技かるたの日本一がここ、近江神宮で競われます。


1月7日 かるた名人位・クイン位決定戦
1月8日 かるた祭・高松宮賜杯近江神宮全国かるた大会


古都の歴史を振り返りつつ、初詣に出かけてみるのも一興です。

 
一の鳥居と楼門



<新年祈祷 受付時間>
1月1日   0:30~17:00
1月2日以降 9:00~17:00



※情報は2006年12月現在。詳しくはお問い合わせください。



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近江神宮
★住所  大津市神宮町1-1
★電話  077-522-3725
★HP   http://oumijingu.org/
★地図  地図はこちら 

近江神宮時計博物館
★開館  9:30~16:30
★電話  077-522-3725


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